Mavic Air 2 ご開帳〜!

ドローンレビュー

梅雨真っ只中で、ジメジメ。
ドローンにもあまり優しくない気候に突入しましたが、遅ればせながら、Mavic Ait 2が手元に届きました。
確かMavic Miniが来た時も雨だった気が…
今日はご開帳から初期設定、ファームウエアの更新と、空撮スペシャル仕様への変更、屋内テストフライトをしました。
Mavic Air 2外箱
以前のDJI製品の外箱は、機体の収まりがいいように内張りがされていましたが、Mavic Air 2は専用バックに入った状態でシンプルな包装。
Miniと同様にフライモアキットはカバンに入った状態で

Mavic Air 2は指示がいっぱい

機体を取り出すと、(A)(B)の表示があります、この表示は取り付けるプロペラを指示しており、同封されているプロペラの外袋にはそれぞれ装着するモーターが明記されています。
Mavic Air 2はこの辺り誇張して、アピールしている理由は、Mavic 2までのドローンはモーターにプロペラを取り付ける際、対応しない回転方向のプロペラはモーターに装着できなくなっていました。
対応しないプロペラはそもそも付かない
プロペラの爪とモーターのマウントが合わないため、ロックができません。
Mavic Air 2の場合は
(A)(B)白のマークは従来通り
Mavic 2以前のモデルと同様に、反時計回りのモーターとプロペラには白のマーク、時計回りのプロペラにはマーク無しの目印はありますが、Mavic Air 2では、正しくない回転方向プロペラがモーターに付いてしまいます。しかも、正常な装着状態と同様に、モーターのシャフトはプロペラの中心軸の天面に対してツライチに。
プロペラ逆回りも着く
Mavicシリーズは、そこまで頻繁にプロペラを外すドローンでは無いため、コストカットの意味も込めてでしょうか。
プロペラの取り付け状態には、特に注意を払ってください。

送信機の形が変わりました

従来のMavicシリーズからMavic Air 2の大きな変更点は、送信機の仕様です。
送信機下部にスマートフォンを挟み込んでホールドするタイプの送信機が採用されていましたが、Mavic Air 2では、送信機上部にアンテナを利用してスマートフォンをセットする方式になりました。
送信機の変遷
使用する端末の大きさで、送信機全体の保持感が変わるのが気になる人は気になる部分でしたが、新型の送信機は本体上部に端末が乗ります。
使用するモバイル端末の重さによってはトップヘビーになってしまいますが、送信機本体のホールド感はある程度一定になったと思います。
ちなみに、従来型の送信機は無理やりiPad等のタブレット端末を挟み込むことができましたが、Air 2の送信機でiPad等の端末を使うには、ちょっと工夫が要りますね。

Mavic Miniがある中で重量570gのMavic Air 2の価値は?

昨年10月に発売されたMavic Miniは、機体総重量200g未満の「模型航空機」の枠に収まる本格的な空撮用ドローンとして、高度な自律制御や3軸ジンバルカメラ、FPV飛行に耐えうるライブビュー伝送品質を兼ね備えており、航空法で定められた無人航空機の飛行のルールの大半が適用されない為、プローユーザーも最近厳しくなってきている許認可基準の抜け道として活用しているくらいの製品でした。
ホビー用のドローンとして必要十分な性能を有しているMavic Miniに対し、航空法のドローン規制の対象となる570gという重さで、ホビードローンとしての属性は共通のMavic Air 2を出す意味は何なのか。

Mini vs Air 2

Mini vs Air 2
飛行ルールの観点から見る
先術の通り、日本の航空法では機体重量で適用される飛行のルールが異なります。
機体重量570gのMavic Air 2はもちろん「無人航空機」の枠に入り、市街地等での飛行が禁止されていたり、飛行の方法に関する規定があり、禁止された場所での飛行や定められた方法に依らない飛行を行う場合は、航空局に飛行許可・承認の申請を行う必要があります。
ホビーユーザーが空撮をしたいという願望は、Mavic Miniでほぼ叶えることができてしまうので、手軽に飛ばせるという意味ではMiniに軍配が上がります。
カメラを運ぶプラットホームとしての能力
空撮を目的とするドローンの場合、カメラを運ぶプラットホームという点で、ドローンを見ると比較がしやすくなります。
写真撮影の場合はそこまで、ドローン本体の能力は必要ありませんが、空撮に慣れてきて動画を撮り始めると機体の運動性能が重要な要素になります。
撮影中に行った操作に対してドローンがきちんと反応してくれるかどうかが重要なわけですが、この点はドローンが持つ動力性能によって左右されます。
Mavic Airの最高速度は68.4km/hこの能力は、上位機種のMavic 2にも近い値で機体が軽量な分、機動性は期待できます。
Mavic Miniはお世辞にも運動性能がいいとは言い難く、高速飛行中に風が吹くと失速して急降下なんて事も…
カタログ記載の連続飛行可能時間34分のAir 2は、上位モデルのMavic 2やPhantom 4 Proをも凌ぐ値です。
が、カタログ記載値が当てにならないのはお約束、実際の飛行では風が吹いたりカメラが回っていたりで電力を余計に消費します。それでも25分ほど飛ぶのではと言われています。
ドローンを操縦している場合、人の集中力は持って10~15分。
25分の航続可能時間はかなり持て余しそうです。
ちなみにMavic Miniは実動10分くらいです。
デジカメとしての性能
Mavic Air 2の目玉となる部分が新開発された機載カメラです。
写真のサイズは最大で8,000×6,000pxの4,800万画素。
この画素数は、DJI製の他のドローンにも追随できない性能です。なかなか48MPのサイズをフル活用する場面はありませんが、必要な場合に対応ができるようになりました。
動画撮影においても、4Kサイズでもフレームレート60fpsが選べるようになりました。フルハイビジョンになると240fpsのスローモーションを撮影できるようになりました。
この辺りはMiniと比べるまでもなくAir 2の圧勝です。
筆者も、Mavic Miniが運用上の優位性で圧倒的なので、Air 2の必要性な無いと思っていましたが、ほぼカメラの性能だけで購入を決めてしまいました。

Mavic3兄弟|それぞれ異なる運用法

Mavic3兄弟
筆者が撮影などで主に運用するドローンがこの3つ。最近ご無沙汰なSparkもありますが、これは本当に出番がない。
Mavic 2は、ズームレンズ仕様のモデルで、望遠レンズを使った圧縮効果を狙ったり、ズームを使ったトリッキーな撮影、強風時の空撮に活躍します。
新入りMavic Air 2は高品質なカメラを用いた一般的な空撮用。4Kサイズの動画でも60fpsのフレームレートが使えるので、おそらく今後はこれがメインカメラになると思います。
近接目視点検なんかで使うのも単焦点レンズのAir 2になります。
Mavic Miniは、カバンに入れて持ち運べる普段持ち。いわばスマホカメラみたいな位置付けで、とりあえず映像を撮っておきたい場合や、偵察飛行で活躍します。
飛行の内容によっては、兄貴分の2機を差し置いて、メインカメラに抜擢される事もあります。

音がかなり静かになった

先代Mavic Airと比べると、Air 2では、飛行時の風切音が格段に小さく且つ、気になりにくい音質に変わりました。
Mavic Pro Platinum以降のDJI製ドローンでは、プロペラの羽先にウイングレット(最近は飛行機の主翼の先にも同じ形状になっています)が着いた形状が採用されています。
この形状は、翼端で発生する渦を抑制し、翼としての能力を最大限発揮させる効果があります。これにより、翼端の共振も少なくし、風切音の抑制にも一躍買っています。
同様のプロペラ形状をしているMavic 2と比べても、機体が軽量であることやESCやモーターの仕様変更により、飛行時の騒音はより軽減されています。
プロペラの進化
機体が届いたばかりで、まだ航空局に飛行許可承認申請を出したばかりなので、1マイルチャレンジや本気の空撮にはまだ使えていません。
ライブビューの品質や、空撮ドローンとしての使用感に着いては、試験飛行ができ次第お伝えしたいと思います。
 


 
筆者プロフィール

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