趣味に仕事に大活躍!売れ筋No.1ドローン「Phantom4 Pro V2.0」の特徴や違いについて
「オススメのドローンはなんですか?」と聞かれれば、まず真っ先に答えるのがこのドローン「Phantom4 Pro V2.0」です。
「Phantom4 Pro V2.0」には、数多くのハイスペックな機能があり、どんなシチュエーションでも万能に対応できる信頼性の高いドローンとなっています。
そこで今回は、当校でも売れ筋No.1である「Phantom4 Pro V2.0」について、その特徴や他のドローンとの違いなど、分かりやすくご紹介していきましょう!
・Phantom4 Pro V2.0とは?
「Phantom4 Pro V2.0(ファントム4プロV2.0)」は世界シェア70%以上を誇るドローンメーカー「DJI」から発売された最新ドローンです。
世界中でドローンブームを巻き起こした「Phantom(ファントム)」シリーズの中でも、Phantom4 Pro V2.0は最も最新型モデル(2018/7/24時点)となっています。
最高度のカメラ性能と、安定した長時間飛行を実現するドローンで、趣味から産業用まで、あらゆるシーンにおいて活躍できる優れものです。
細かなカタログスペックの紹介などは、他所で詳しく解説されていますので割愛することにして、今回は、Phantom4 Pro V2.0が持つ魅力的な特徴や、前モデルとの違いなどを見ていきましょう!
<Phantom4 Pro V2.0主要スペック>
最大飛行時間:30分、有効画素数:2,000万画素、動画:4096×2160 24/25/30/48/50/60p(1インチセンサー)
動画伝送距離:4km、対角寸法 (プロペラを含まず):350mm、重量:1,388g、価格:204,000円(送信機付き)
特徴その1:カメラ付きドローンの中で最も美しい映像が撮れる
Phantom4 Pro V2.0を使うと、圧倒的に美しい映像と写真を撮ることができます!
Phantom4 Pro V2.0のカメラには「1インチ20MP(2000万画素)CMOSセンサー」を搭載しており、このスペックは物によってはデジカメ以上の性能です!
多くの人はカメラを選ぶ際「画素数」などで良いカメラを探しますが、カメラで重要なのは、実はカメラの中に搭載されている「センサーサイズ」です。
このセンサーサイズが大きければ大きいほど、1画素で捉える情報量が大きくなりますので、より高感度で美しい写真を撮ることができるようになります。
また、Phantom4 Pro V2.0では、最近主流になりつつある「4K撮影」にも対応。
4K/60fps(4096×2160)という性能を持っているため、滑らかな動きの映像を撮ることができます。
動画のフォーマットには、編集に最適な「H.264」や、次世代動画圧縮フォーマットと言われる「H.265」にも対応しています。
その他にも「メカニカルシャッター」を採用しているため、動きが早いものを撮影した時に映像が歪んでしまう「ローリングシャッター現象」を回避することができます。
<Phantom4 Pro V2.0とMavic Proの違い>
よく「Phantom4 Pro V2.0」と「Mavic Pro」とでは、カメラ性能でどう違うのですか?と聞かれるのですが、違いは以下の通りです。
有効画素数:Mavic Pro「1235万画素」、Phantom4 Pro「2000万画素」
センサーサイズ:Mavic Pro「1/2.3”(CMOS)」、Phantom4 Pro「1’’ (CMOS)」
動画撮影サイズ:Mavic Pro「4096×2160 /24p」、Phantom4 Pro「4096×2160 /60p」
絞り機能:Mavic Pro「なし」、Phantom4 Pro「あり」
画素数やセンサーサイズにそれなりの違いがありますので、画質の差が出ると言えるでしょう。
また、4K撮影時の動画の滑らかさが異なります。
その他、日差しの強い日中の撮影時に欠かせないレンズの絞りの機能などがMavicProにはありません。
そのため、MavicProは趣味などの撮影に向いており、Phantom4 Pro V2.0の方がよりプロや玄人向きとも言えます。
このように、カメラ一つでも高機能な性能を数多く搭載しており、ドローンを買ったその日から、プロ顔負けの映像や写真撮影ができるのがPhantom4 Pro V2.0の特徴です。
現行のカメラ付きドローンとしては、最もハイスペックで、どの機体よりも美しい映像が撮れるドローンと言えるでしょう。
特徴その2:より長く、より遠くへ
Phantom4 Pro V2.0の飛行時間は最大30分、最大伝送距離は4kmを実現します。
従来、何本ものバッテリーを搭載した大型ドローンで達成できていた長時間の飛行時間を、Phantom4 Proでは、バッテリー1本で可能にしてくれます。
また、30分という時間は、ほんの1分の飛行時間が貴重となるドローンにおいては、何よりも大きな魅力となるはずです。
他にも、映像伝送における距離が4kmもあるため、人が入れないような場所でのフライトや様々な自然環境下での空撮も楽しむことができるでしょう。
特徴その3:映像伝送が途切れにくい
さらに、Phantom4 Pro V2.0では、DJIの最新の動画伝送システムである「OCUSYNC(オキュシンク)」を採用しています。
このOCUSYNCシステムでは、最も電波干渉が少ない周波数帯を計測してくれるため、よりクリアで途切れにくい映像伝送を可能にしてくれます。
ドローンで空撮をしているとたまに発生するのがドローンからの映像信号が途切れてしまって画面が真っ暗になってしまうこと。
ただでさえ見えない場所にドローンを飛ばしているのに、このような状況になると結構恐怖を感じてしまいますが、安心して快適な飛行を堪能することができるのです。
また、DJI Gogglesなどを合わせて使うことでリアルタイムで飛行中のドローンの映像に入り込むことができ、本当に空を飛んでいる様な体験をすることが可能です。
特徴その4:障害物を回避して安定した飛行が可能に
ドローンを飛行させる際に何よりも気をつけないといけないのが「障害物の確認」です。
いくら高性能な機能を備えたドローンであろうと、何かに衝突してしまうと墜落してしまう可能性が高くなります。
その点、Phantom4 Pro V2.0では、前、後ろ、左右、下と5方向に障害物検知システムを搭載。
機体の前方と後方には高解像度になったステレオビジョンセンサー、機体の左右には赤外線センサー、機体の下部にはビジョンポジショニングシステム (VPS)を設置しており、これらのセンサー群により、様々な環境下でも障害物を回避しながら安定した飛行が可能です。
特に業務でドローンを使用する場合は、過酷な状況の中で、ドローンを飛行させるケースが多いため、このような機能があるだけで、安心感に違いが出るでしょう。
特徴その5:音が静か
Phantom4 Pro V2.0は飛行中の音も静かです。
本バージョンから新しく採用された航空力学デザインの9455SプロペラとFOC ESCドライバーによって、ノイズ制御を改善し、安定した電流の供給に成功しました。
そのため、前モデルのPhantom4 Proと比べて、飛行時のノイズは4dB(60%のノイズパワー)まで軽減され、飛行中に感じる音がより静かになります。
趣味や仕事でも、ドローンの騒音を気にしないといけない、という状況はよくあるはず。
そんな時、少しでも音が小さい方がより快適に操縦することができますね。
特徴その6:多種多様な飛行モード
様々な空撮を実現するには、操縦者にあった操作方法を選択できることが大切です。
その点、Phantom4 Pro V2.0には多種多様な飛行モードを選ぶことが可能です。
GPSありのPモードをはじめ、GPSなしのAモード、スピード性を高めたスポーツモードであるSモードなど。
他にも画面上でタップした場所に自動飛行する「TapFly (タップフライ)」や、画面上で選択した対象物を追跡撮影する「ActiveTrack (アクティブトラック)」など、操縦者が思い描く、多種多様な表現が可能になっています。
特徴その7:仕事でも使える安定性
Phantom4 Pro V2.0は重量が1,388 gあり、ある程度重量がある機体となっています。
そのため、風が吹くような環境でもしっかりとした安定飛行を実現させてくれます。
機体のスペック上では、耐風性能が10m/sあり、7mほどの強風下でも飛行が可能で、ビル風の強い都市部や飛行の安定性が求められるメンテナンス・点検業務などには、特に力を発揮します。
実際、このような屋外飛行での安定性は、操縦士にとっても安心感が違うもので、弊社も業務上ではPhantom4 Proをガンガン使っています。
仕事でも使用することを考えると、屋外での安定性が高いPhantom4 Proは、まさに利便性の高い機体となっています。
~弊社限定ソリューション!空飛ぶ赤外線カメラ「SKY FUSION」~
Phantom4 Pro V2.0では、弊社が提供している日本初となる取り外し可能な空飛ぶ赤外線カメラ「SKU FUSION(スカイフュージョン)」を搭載することができます。
「SKU FUSION」ではFLIR社の赤外線カメラをPhantom4 Pro V2.0に工具を使わずに装着が可能。
普段はPhantom4 Pro V2.0単体で使って、業務の時だけ、標準の可視光カメラと赤外線カメラを駆使して、各種の点検・監視業務などを行う、といった使い方も可能です。
詳しくは「日本初!取り外し可能な空飛ぶ赤外線カメラ「SKY FUSION」」より確認してみてください。
このように様々な業務用ソリューションとも相性がいいのがPhantom4 Pro V2.0の特徴です。
「Phantom4 Pro V2.0」と前モデル「Phantom4 Pro」の違いは?
違いその1:静音性を向上したプロペラとESC
前モデルではなかった、プロペラとESCを改良し、静音性を向上しています。
プロペラの両端は切り欠きのように鋭角で薄い形状に改良されており、これらの性能によって、最大4dB(約60%)の騒音低減を実現しています。
違いその2:映像伝送システムの強化
「Phantom4 Pro」にはLightbridge(ライトブリッジ)と呼ばれる伝送システムが採用されていましたが、「Phantom4 Pro V2.0」からはOcuSync(オキュシンク)と呼ばれる伝送システムになりました。
Lightbridge(ライトブリッジ)はWi-Fiに比べ、より広い帯域を使って映像伝送を行えることが魅力でしたが、OcuSync(オキュシンク)では、さらに電波干渉に強くなり、映像の遅延やカクカクした動きの低減を実現しました。
また、OcuSyncでは、DJI Gogglesを無線で繋げるようになり、FPV飛行による壮大な飛行体験を味わうことができます。
・前モデル「Phantom4 Pro」を持っている人は「Phantom4 Pro V2.0」は買いか?
前モデル所有者に関しては、上記の通り、静音性と伝送システムの強化がV2.0との大きな違いとなっていますので、この2点を強く求めていない限り、買い換える必要性はないと言えます。
・・・いかがでしたでしょうか。
仕事に趣味に大活躍の「Phantom4 Pro V2.0」について紹介していきました。
「Phantom4 Pro V2.0」は、まさに、あらゆるシーンに活躍できる万能タイプ。
そのため、一台所有しているだけで、どんな状況でも対応することができます。
全世界を熱狂させたPhantomシリーズの最高傑作ですので、ぜひ一度、手にとってその進化を感じてみてくださいね。
~ATCL×ドローンスクールジャパンでは、機体の販売も行っています!~
ATCL×ドローンスクールジャパンでは、今回ご紹介したPhantom4 Pro V2.0の機体の販売も行っています。
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