ニュース
ドローン事業部

製品情報

2018.09.03

赤外線カメラをドローンに搭載!FLIR VUEシリーズの特徴や違いなどを紹介

  • twitter
  • google+
  • はてなブックマーク
  • pocket
  • facebook
  • twitter
  • はてなブックマーク
  • LINE
赤外線カメラをドローンに搭載!FLIR VUEシリーズの特徴や違いなどを紹介

 

ドローンに搭載可能な赤外線カメラというと、有名のものでは、現在FLIR社が発売している『FLIR VUE』シリーズというものがあります。

 

今回は、FLIR社が発売している赤外線カメラの中でも、様々なドローンに搭載ができる、小型軽量化モデルの赤外線カメラ『FLIR VUE』シリーズについてご紹介したいと思います。

 

 

・様々なドローンに搭載可能!赤外線カメラ『FLIR VUE』シリーズ

 

 

赤外線カメラを発売するメーカー「FLIR Systems(フリアーシステムズ)」社は、赤外線カメラにおける世界トップクラスの企業です。

 

FLIR社では現在、様々な産業分野向けに赤外線カメラをリリースしており、その分野は電気・機械・建築・計測・ガス検知・オートメーション・研究・船舶・セキュリティ・消防・交通と多岐に渡ります。

 

この赤外線カメラの先進的存在とも言えるFLIR社ですが、この企業ではドローンにも搭載できる軽量化された小型モデルの赤外線カメラも発売しています。

 

それが『FLIR VUE(フリアービュー)』シリーズです。

 

 

『FLIR VUE』シリーズはFLIR社の最先端の赤外線サーモグラフィ技術を、空から非接触の状態でも業務活用ができるよう、僅か95-120gの形状に詰め込んだドローン搭載用の小型赤外線カメラです。

 

『FLIR VUE』シリーズには合計3つの種類があり、それぞれ『FLIR VUE』『FLIR VUE Pro』『FLIR VUE Pro R』と利用シーンに応じて選択ができるようになっています。

 

各タイプの主な違いは以下の通りです。

 

FLIR VUE

リアルタイム監視(動画撮影・出力のみ)

FLIR VUE Pro 動画・静止画の保存可能(要MicroSDカード)
FLIR VUE Pro R  動画・静止画の保存に加えてラジオメトリー(放射温度測定)機能が追加

 

では、それぞれの具体的な特徴について見ていきましょう。

 

 

・FLIR VUE

 

『FLIR VUE』は、赤外線サーモグラフィをリアルタイムで出力できる赤外線カメラです。

 

軽量なため、あらゆる種類のドローンに取り付けることも可能。

不要な機能を一切省き、動画による出力のみに機能が絞られているため、手頃な価格帯で赤外線カメラの導入をすることができるのが特徴です。

 

リアルタイムによるビデオ出力は、専用のPCソフトをダウンロードし、PC上から確認することができます。

 

項目 内容
赤外線カメラ 非冷却VOxマイクロボロメーター
サイズ 57.4 x 44.4 mm x 44.4 mm(レンズ付き)
重量 92.1~113.4 g(構成によって異なる)
解像度 640×512 336×256
レンズ 9 mm
13 mm
19 mm
6.8 mm
9 mm
13 mm
フレームレート 30 Hz / 9 Hz
主な特徴  リアルタイム監視(動画撮影・出力のみ)

 

 

・FLIR VUE Pro

 

『FLIR VUE Pro』は、動画・静止画で撮影した赤外線サーモグラフィを保存することができる、プロ仕様の赤外線カメラです。

 

VUE Proでは、MJPEGまたはH.264形式で8ビットのデジタルビデオおよび14ビットの静止画像をマイクロSDカードに保存が可能。

 

また撮影の際も、Bluetooth接続によってスマホのアプリ上からカラーパレット撮影の開始・停止などの細かな設定を行うことができ、まさに業務用途に耐えうるハイスペックな性能となっているのが特徴です。

 

赤外線カメラの解像度では、336ピクセルのカメラ、640ピクセルのカメラから選択をすることが可能です。

 

項目 内容
赤外線カメラ 非冷却VOxマイクロボロメーター
サイズ 63 x 44.4 x 44.4 mm(レンズ付き)
重量 92.1~113.4 g(構成によって異なる)
解像度 640×512 336×256
レンズ 9 mm
13 mm
19 mm
6.8 mm
9 mm
13 mm
フレームレート 30 Hz / 9 Hz
主な特徴 動画・静止画の保存可能(要MicroSDカード)

 

 

・FLIR VUE Pro R

 

『FLIR VUE Pro R』は『FLIR VUE Pro』の最先端な性能に加え、さらに放射温度測定が可能となる「ラジオメトリー」機能を搭載した赤外線カメラです。

 

空中から撮影したデータからでも対象物の性格な温度測定を行うことができ、温度データが含まれたまま、画像を保存することができます。(※温度測定は静止画データのみ)

 

これによって、より温度状況の管理が必要となる電気設備や発電所、インフラ点検などにも活用することでき、より専門性の高いソリューションを実現することが可能となりました。

 

項目 内容
赤外線カメラ 非冷却VOxマイクロボロメーター
サイズ 63 x 44.4 mm x 44.4 mm(レンズ付き)
重量 92.1~113.4 g(構成によって異なる)
解像度 640×512 336×256
レンズ 9 mm
13 mm
19 mm
6.8 mm
9 mm
13 mm
フレームレート 30 Hz / 9 Hz
主な特徴 動画・静止画の保存+ラジオメトリー(放射温度測定)機能

 

 

・赤外線サーモグラフィの解析を実現する「FLIR Tools」

 

また、FLIR社の赤外線カメラを利用すると、専用サイトから赤外線サーモグラフィの解析を行うことができる「FLIR Tools」というソフトウェアを無料で利用することができます。

 

「FLIR Tools」では、撮影した赤外線サーモグラフィの動画・画像データを解析し、PC画面上でカラーパレットの変更温度変化による色合いの調整や、温度範囲の調節レポーティング機能(PDF)などを利用することができます。

 

また、追加の有償オプション「FLIR Tools +」では撮影した赤外線サーモグラフィのパノラマ合成機能レポーティング機能(Word版)も利用することができます。

 

無料版・有償版に関わらず、これらの便利な機能が使える「FLIR Tools」は、赤外線カメラを業務で使用する企業にとって、なくてはならない存在です。

 

実際に弊社でも、各種住宅の外壁点検や太陽光発電所のモジュール点検、インフラの点検時にこのFLIR Toolsを使用しており、撮影した赤外線サーモグラフィが解析できる点ではかなり利用価値が高いものと言えるでしょう。

 

■フリアーシステムズジャパンのソフトウェア「FLIR Tools」ダウンロードページ

http://thermo.secret.jp/flir/software.html

 

 

・FLIR VUEシリーズが利用できる想定シーン

 

赤外線カメラは、その特殊な技術から、様々な分野で導入が進められています。

以下は、主な赤外線カメラを活用できる分野ですが、従来、ハンディの赤外線カメラを使用していた場合はもちろん、ドローンによる空中撮影を行うことで作業の効率化を行える分野は、数多く存在しています。

 

<赤外線カメラを活用できる分野>

・屋根の点検

・送電線の点検

・変電所の点検

・基地局の点検

・捜索や救助

・監視、保護

・精密農業

・セキュリティ

・測量  

etc…

 

 

 

・オリジナルサービス「SKY FUSION」

スカイフュージョン

 

ATCL×ドローンスクールジャパンでは、この「FLIR VUEシリーズ」とドローンを組み合わせたオリジナルのサービス「SKY FUSION(スカイフュージョン)」を展開しています。

 

「SKY FUSION(スカイフュージョン)」サービスでは、DJIのドローン「Phantom4 Pro」にアタッチメントを取り付けることで、標準の可視光カメラがある状態のまま、赤外線カメラを搭載することが可能です。

 

そのため、普段は標準のカメラで空撮業務を行い、必要な場面のみ赤外線カメラを取り付ける、という運用もできるため、様々なシーンで活用ができる、かなり便利な内容となっています。

 

詳しくは「日本初!取り外し可能な空飛ぶ赤外線カメラ「SKY FUSION」」でも紹介していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

 

 

・DJIのドローンに搭載できる「Zenmuse XT」カメラとどちらがよいか?

 

FLIR社では、DJIのドローンに搭載できる「Zenmuse XT」という赤外線カメラもリリースしています。

 

こちらの対応機種は現在のところ、「Matrice 100」「Matrice 200シリーズ」「Matrice 600シリーズ」「Inspire 1」に限定されるため、比較的業務に特化した中型~大型ドローン向けの赤外線カメラと言えるでしょう。

 

そのため、広大な場所で広範囲の撮影が必要な場合であれば、上記機体とZenmuse XTの赤外線カメラの組み合わせがおすすめです。

 

その他、例えば住宅や建物、施設内の設備など、比較的場所が狭いエリアでの赤外線撮影が求められる場合では、FLIR VUEシリーズとドローンの組み合わせがおすすめです。

 

FLIR VUEシリーズはPhantom4Proクラスやそれ以下の小さいドローンにも搭載できることがメリットであるため、小回りが必要な場所でこそ、その強みを発揮することができます。

 

 

いかがでしたでしょうか。FLIR社が発売する赤外線カメラ「FLIR VUEシリーズ」のご紹介をしてきました。

 

弊社では、業務に応じた赤外線カメラの選び方のご相談や、各種シリーズのお見積もりも受け付けておりますので、何かご質問やご要望等ありましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

それでは、ありがとうございました。

 

 

赤外線カメラ導入のご相談、及びお見積もりの依頼はこちらから。

 

 

  • twitter
  • google+
  • はてなブックマーク
  • pocket
  • facebook
  • twitter
  • はてなブックマーク
  • LINE

関連記事

記事一覧へ戻る

未来の社会を支える
エンジニア集団として

ATCLの事業は、専門的な技術力を活かし、
これからの社会に対して貢献していきます。
現代社会のエネルギーの供給を支えるだけでなく、
再生可能エネルギーやドローンといった
新時代のインフラを機能させる技術を早期に実用化しています。
明るい未来社会をテクノロジーで支える
エンジニア集団であること
が、
私たちの使命です。

会社概要を見る