ドローンを使ったスマート農業に取り組みたい方におすすめ。ドローンによる葉色解析サービス「いろは」の認定オペレーター育成講座を開設!
農地全体をドローンで撮影して農作物の生育状況を管理したり、ドローンを使って農薬を散布したり、日本ではICTを使ったスマート農業化が進んでいます。
旭テクノロジーが運営するドローンスクールでは、スマート農業でも注目される、ドローンで撮影した農地の写真から、農作物の生育状況を管理できる葉色解析サービス「いろは」の操縦教育を行う認定オペレーター育成講座を開設しました。
ドローン撮影による葉色解析サービス「いろは」とは?
スカイマティックス社が提供する「いろは」は、ドローンで撮影した写真をWebにアップするだけで、農作物の生育状況を見える化する葉色解析サービスです。
ドローンで連続撮影した画像をアップロードするだけで、自動的に圃場内の位置を認識して画像を配置。
農作物の生育状況や、雑草や害虫による問題などを簡単に判別することができます。
また、アップロードされたデータは、誰とでも共有できるので、農場経営者と従業員など、共同管理にも最適です。
葉色解析サービス「いろは」は、市販のドローンを使ってすぐに始められるのも大きな特長です。
使用可能なドローンとしては、「Phantom(ファントム)」、「Mavic(マビック)」、「Inspire(インスパイア)」のシリーズが挙げられます。
Phantom(ファントム)
Mavic(マビック)
Inspire(インスパイア)
葉色解析サービス「いろは」の認定オペレーター育成講座について
「いろは」認定オペレーター育成講座は、ドローンを使って正しく撮影をし、葉色解析サービス「いろは」の操作方法を習得するためのコースです。
基本的なドローンの操縦・撮影ができる方を対象にしています。
講習は2日間あり、座学にてシステムの仕組みや基礎的な撮影方法の講習を行います。
料金は2日間で¥177,000(税抜)(ID発行料/テキスト代含む)※です。
※金額は変更になる場合がございます。
1日目 座学「システムの仕組み」
・離れたところから対象物の性質を分析する「リモートセンシング」の仕組み
・複数枚の画像から生成する「オルソ画像(正射投影)」の仕組み
・解析に適した画像の撮影方法、解像度や露出について
など、ドローンを使った葉色解析に必要な知識を学びます。
2日目 座学「いろはの操作方法について」
葉色解析サービス「いろは」を実際に使いながら、画像のアップロード方法や画像情報のチェックの仕方などを学んでいきます。
また、「カラー診断画像」「高低差マップ」「雑草解析画像」「キャベツの生育診断」など、実際に「いろは」で生成された画像を使って実践的に「いろは」を学んでいきます。
「いろは」の主な機能とは?
Web上で圃場を管理する
ドローンで撮影した画像を「いろは」にアップロードするだけで、圃場地図上にすべての画像を自動的に配置します。
確認したい画像をクリックすれば拡大表示されるので、圃場のどこで何が起こっているのかが一目でわかります。
Web上で圃場を共有する
撮影された画像を圃場単位で時系列に管理します。
担当者ごとの圃場管理はもちろん、経営者と従業員、農家とJA・自治体など、ID発行数に合わせてグループを構成し、情報共有や情報の蓄積体制を作ることができます。
Web上で圃場を解析する
ドローンで撮影した画像より、農作物の色味を解析。圃場内部まで含めて生育ムラを数値化します。
広大な圃場を歩くことなく、作物の状態を把握でき、追肥・水管理作業に役立つ生育診断マップを作成できます。
雑草、害虫、病気など圃場の異常をピンポイントで抽出し、コメントをつけてデータを記録することもできます。
画像とコメントを関係者内で共有・蓄積することで、日々のコミュニケーションや技能の教育が進化していきます。
収穫予想マップの作成も可能です。ドローンで撮影した画像を、AIが農作物の大きさに分けて自動判別。
個数・大きさなど農作物の特性に応じて、収量予測に役立つ情報を提供します。
「いろは」は、農業従事者の悩みを解決します
葉色解析サービス「いろは」は、人材不足に頭を抱える農業従事者の悩みを解決します。
「就農人口が減っていて、地域全体でスマート農業を推進したい」「生産状況を一元管理したい」などとお考えの方に最適なサービスです。
生産者の問題を解決!
・農地が広くて、農作物の見回りができない。
・従業員によって、農作物管理の判断にバラツキがある。
・圃場の異常を、早期に発見したい。
・JA・集荷業者・卸業者等に対して、最新の生育情報を提供したい。など
JAが抱える問題を解決!
・営農指導員が減って、圃場に行く頻度が減っている。
・地域の生産状況を一元管理したい。
・生産者・圃場ごとの収穫時期を最適化したい。など
地方自治体が抱える問題を解決!
・就農人口が減っていて、地域全体でスマート農業を推進したい。
・最先端技術の導入による地域農業振興やブランディングを進めたい。
・地域全体で、技術・経験・知見の伝承に取り組みたい。
ドローンスクールジャパンでは、「いろは」の認定オペレーター育成講座を開設!
葉色解析サービス「いろは」を上手に活用するには、基本的なドローンの操縦技術や知識、撮影に関する知識が必要不可欠です。
ドローンスクールジャパンは、「いろは」を提供するスカイマティクス社の認定校となり、「いろは」の認定オペレーターを育成する講座を開講します。
実践経験豊富なインストラクターが、ドローンの操縦方法や撮影技術についてレクチャーいたします。
「いろは」導入後のサポートも行いますので、ご興味のある方は下記よりお問い合わせください。