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2019.05.07

H.264とH.265とは?知っておきたい動画コーデックの違い

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H.264とH.265とは?知っておきたい動画コーデックの違い

 

ドローンの動画撮影時に大切なカメラの設定作業

通常は、標準設定でそのまま撮影することができますが、各種ドローンの詳しい設定方法を知っていると、何かと役に立つのは間違いありません。

 

そこで今回は、ドローンの動画コーデックで選択可能な「H.264」と「H.265」の違いについてご紹介したいと思います。

 

 

動画コーデックとは?

 

動画コーデックとは、動画データを圧縮・変換・復元する方式のことです。

 

動画データは、元々大容量ファイルになるため、それらを圧縮することで、ファイル容量を軽量化しています。

動画コーデックには代表的なもので、以下のようなものがあります。

 

・代表的な動画コーデック

 MPEG-4  MPEG-2  H.264  H.265  VP9 AOMedia Video 1 など

 

 

音声コーデックもある

 

動画データには、映像と音声が含まれているのが一般的です。

そのため、音声データに関する圧縮方式なども存在しています。

 

・代表的な音声コーデック

 MP3 AAC AC-3 FLAC など

 

 

動画コーデックの注意点

 

動画コーデックは、データの圧縮などの方式です。

そのため、圧縮されたデータを映像として表示する際には、その動画コーデックに対応している必要があります。

 

つまり、現在最も高圧縮・高品質と言われている「AOMedia Video 1」のコーデックで動画を撮影したとしても、まだ「AOMedia Video 1」に対応していないパソコンやWebでは、表示ができません

 

そのため、高圧縮の方式でデータ容量を抑えたとしても、結局、見ることができないという事態にもなるため注意が必要になります。

 

 

H.264とは?

 

H.264とは、正式名称「H.264/MPEG-4 AVC」という動画コーデックです。2003年に国際規格となり、圧縮率は、MPEG-2の2倍を実現します。

 

H.264は、今では世界中で使用されており、PCブラウザ、スマホ、Webなど、H.264で圧縮されたデータは、様々なところで見ることが可能です。

 

YouTubeやニコニコ動画などでも設定されており(最近ではVP9に変換中)、その汎用性の高さはピカイチです。

 

 

H.265とは?

 

H.265とは、正式名称「「H.265/MPEG-H HEVC」という動画コーデックです。

2013年に国際規格となり、圧縮率は、MPEG-2の4倍を実現します。

 

そのため、H.265はH.264の2倍の圧縮率を誇り、H.264の半分のデータ容量・ビットレートで同様の画質を表示することができるということになります。

 

また、これまでH.264ではフレームレート60fps、画質は4Kまでしか対応していませんでしたが、H.265からは「300fps」と「8K」までサポートしています。

 

AppleやAmazon、Netflixなどもこの方式を採用しており、まさに次世代の技術とも言えるでしょう。

 

(※ただし、より高い圧縮率のAV1(AOMedia Video 1)が登場したため、今後はこちらが主流になる可能性が高いです)

 

 

対応するドローン

 

ドローンの動画設定で選択可能なコーデックは、「H.264」と「H.265」です。

標準の設定では「H.264」になっているため、設定変更しなければH.264での撮影が行われています。

 

なお、H.265に対応しているドローンは、DJIドローンでは現在以下となっています。

 

・H.265に対応しているDJIドローン

 MAVIC2 Pro / MAVIC2 Zoom / Inspire2 / Phantom4 Pro

 

 

ドローン撮影時はどちらがいいか?

 

H.265の動画コーデックのメリットは、同じ画質のデータをH.264と比べて半分の容量で保存できる点です。

そのため、4K撮影など、高画質動画になればなるほど、そのメリットを享受することができます。

 

ただし、H.265のドローン利用時の最大のデメリットは「H.265で撮影したデータが編集ソフトで認識できない」ということです。

 

ドローン操縦者がH.265で撮影を行った後、「Adobe Premiere Pro」「Davinci Resolve」でファイルを開こうとすると、保存したmovファイル(H.265の場合はmp4ではなくmovファイルになります)が認識されない、という事態が多数しているようです。

 

これは、まだH.265に未対応の編集ソフトが多いためですが、対策としては動画ファイルの変換ソフトなどを活用することで解決可能です。

 

そのため、通常の撮影ではH.264を選択しておき、長時間の撮影や4K撮影を多用する、またはマイクロSDカードの容量が足りない場合にH.265での撮影を行うなどで使い分けるのがよいでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ドローンで対応可能な動画コーデックH.264とH.265の違いについてご紹介してきました。

 

どちらも動画撮影時には知っておきたい大切な知識になりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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