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2019.06.14

ドローンの飛行可能な時間はいつまで?日の出~日没までの確認方法

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ドローンの飛行可能な時間はいつまで?日の出~日没までの確認方法

 

ドローンの飛行をする際、考えないといけないことの一つに「飛行の時間帯」があります。

ドローンの飛行可能な時間帯は、法律でも決められているため、ドローンの操縦者は、これを守る必要があります。

 

そこで今回は、ドローンを飛行させる時の飛行可能な時間やその確認方法などをご紹介したいと思います。

 

 

ドローンの飛行可能な時間

 

ドローンが飛行できる時間帯は、改正航空法によって決められています。

その時間帯とは、「日の出から日没まで」です。

 

具体的にどの時間帯かと言うと、

 

日の出・・・太陽の上辺が地平線(または水平線)に顔を出し始めた瞬間

日没・・・太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間

 

のことになります。

 

ただし、これでは、場所によって曖昧ですよね。

そのため、国土交通省では、日の出と日没に関して、以下のように定めています。

 

<飛行の方法について>

【日中における飛行について】

国立天文台が発表する日の出の時刻から日の入りの時刻までの間になります。

 

このため、「日出」及び「日没」については、地域に応じて異なる時刻となります。

日の出と日没時間は、各地域の「国立天文台」が発表する時間ということです。

 

そのため、もし屋外でドローンを飛行させていて、「まだ空が明るいから大丈夫」と思ったとしても、日没の時間になっていた場合は、法律違反となってしまうので、十分注意するようにしてください。

 

 

夜間飛行で逮捕された例

 

日没の時間が過ぎ、ドローンを飛行させた場合、それはドローンの「夜間飛行」に該当することになります。

夜間飛行は、国土交通省より許可を受けた場合でしか飛行させることができません。

 

実際、ドローンを無許可で夜間に飛ばしたとして、兵庫県加古川市に住む会社員男性が、航空法違反などの疑いで書類送検された事件がありました。

 

報道によれば、2016年1月13日午後11時ごろ、加古川市の住宅街で、男性がドローンを無許可で飛ばしたとされています。

 

男性がドローンを飛行させた場所は、日中の間であれば、飛行可能な地域でしたらが、夜間に飛ばしたため、今回初めての摘発となりました。

 

(産経ニュース)ドローン飛行で44歳会社員を書類送検 夜間に無許可で飛ばす

 

このように、普段何気なく飛行させている場所も、時間帯によっては、法律違反となる可能性が高いことに、注意しておく必要があります。

 

 

日没後も飛行をしたい場合は?

 

もし、業務などの理由で、日没後もドローンを飛行させたい場合は、飛行申請を行い、個別に許可を取ることが必要です。

 

飛行申請は、国土交通省のサイトよりWeb申請も可能。

 

ただし、申請するには、夜間飛行における安全対策ができていることと、操縦者自身が、夜間飛行における訓練を行っていることが条件となります。

 

<飛行申請上の条件>

・夜間飛行においては、目視外飛行は実施せず、機体の向きを視認できる灯火が装備された機体を使用し、機体の灯火が容易に認識できる範囲内での飛行に限定する。

・飛行高度と同じ距離の半径の範囲内に第三者が存在しない状況でのみ飛行を実施する。

・操縦者は、夜間飛行の訓練を修了した者に限る。

・補助者についても、飛行させている無人航空機の特性を十分理解させておくこと。

・夜間の離発着場所において車のヘッドライトや撮影用照明機材等で機体離発着場所に十分な照明を確保する。

 

夜間におけるドローンの操縦は、想像以上に危険ですので、どうしても必要な状況以外、飛行させないことが一番です。

 

■飛行申請サイト:

オンラインサービス専用サイト(ドローン情報基盤システム)

 

 

日の出から日没までを確認する便利な方法

 

それでは最後に、ドローンを飛行させる際に使える、日の出と日没時間が分かる便利な方法をご紹介したいと思います。

 

・日の出・日の入りマップ

 

Webサイト上で、日の出と日没時間をサクッと調べたい時は、こちらが便利です。

地図上から、確認したい場所をクリックするだけで、日の出、日の入り時間が表示されます。

 

また、月の出や現在地からの検索などのオプションもありますので、用途に合わせて使うようにしてください。

 

日の出・日の入りマップ

 

 

・日の出日の入マピオン

 

日の出日の入マピオンは、スマホやタブレットにインストール可能なアプリです。

事前にインストールしておけば、すぐに日の出と日の入り時間を確認できます。

 

また、ドローンの空撮の際には、太陽の軌道に合わせてベストショットを探したりする時にも使えますので、事前にインストールしておけば、大変便利です。

 

iPad / iPhone

 

Android

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

ドローンの飛行可能な時間帯とその確認方法についてご紹介しました。

 

特に夕方近くの時間帯は、よいショットを狙ってギリギリまで飛行させてしまうものです。

そんな時は、今回ご紹介したアプリなど使って、事前にしっかりと飛行可能な時間帯を確認してから飛ばすようにしてくださいね。

 

それでは、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

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