1万円台のドローン「TELLO」と20万円のドローン「MAVIC 2 PRO」。どれくらい実力が違うか比べてみました!
ひと言でドローンと言っても、数千円で購入できるトイドローンから、空撮でキレイな動画が撮影できる100万円以上のドローンまで種類はさまざま。
実際のところ、値段の違いでどれくらい画質のキレイさや、動きに違いがあるのでしょうか?
今回は、トイドローンの代表格「TELLO(テロー)」と、高画質の映像が撮影できると人気の「MAVIC 2 PRO」を使って、実力を比較してみました。
今回の比較に使うドローン
1万円台代表「TELLO(テロー)」
スマホで簡単に操作しながら、さまざまな写真や動画が撮影できる「TELLO(テロー)」。
主なスペックは次の通りです。
・重量:約80g (※200g以下のため飛行申請の必要はありません)
・サイズ:98mm×92.5mm×41mm
・サイズ:98mm×92.5mm×41mm
・最大飛行時間:約13分
・最大伝送距離:100m
・最大飛行高度:30m
・最大飛行速度:8m/s
・静止画画質: 2592×1936
・動画画質: HD720p
・値段:12,800円(税込)
「TELLO」には、いろんな動きがプログラムされているので、360度回転して動画を撮影したり、上昇して離れていくような映像が簡単に撮影できます。
スマートフォンを使って操作するので、撮影した動画や写真を簡単にSNSなどに投稿することも可能です。
20万円代表「MAVIC 2 PRO」
優れた操作性で高画質な映像が撮影できるDJI製の「MAVIC 2 PRO」。
主なスペックは次の通りです。
・重量:907g
・サイズ:322mm×242mm×84mm(たたんでいない状態)
・サイズ:98mm×92.5mm×41mm
・最大飛行時間:31分
・最大伝送距離:5000m
・最大飛行高度:6000m
・最大速度:72km/h
・静止画画質: 5472×3648
・動画画質: 4K 2160p
・値段:194,000円(税込)
「MAVIC 2 PRO」で撮影された映像です。
テレビや映画で見るような息をのむ高画質の映像ですね。
「MAVIC 2 PRO」は「TELLO(テロー)」の約15倍の値段なので、性能が違うのは当然のこと。
最大伝送距離や最大飛行高度にも大きな差があるので、撮影できる対象が全く違います。
動画に関しても、「TELLO(テロー)」のHD画質に対して、「MAVIC 2 PRO」は4K画質です。
では、実際に同じ場所で撮影した動画で画質を比較してみましょう。
ひまわり畑で撮影した動画を比較してみました!
とあるひまわり畑で、「TELLO(テロー)」と「MAVIC 2 PRO」をそれぞれ使用して動画を撮影してみました。
比較専用に撮影した動画なので、加工等は行なっておりません。
まずは、「TELLO(テロー)」を使って撮影した動画です。
電波状態によって多少カクカクしてしているのがよくわかりますね。
画質が少々荒くドットが見えていますが、SNSにアップする動画としては大丈夫なレベルではないでしょうか。
ちなみにこちらの「TELLO(テロー)」の動画は、「MAVIC 2 PRO」と比較するために同じ高さで飛行させずに動画を撮影しています。
※「Tello」のような200g以下のドローン機は室内用です。屋外で飛行させると、風に流されてそのままどこかへ行ってしまう恐れがあるので十分ご注意ください。
続いて、「MAVIC 2 PRO」を使って撮影した動画です。
キレイさは一目瞭然。「TELLO(テロー)」に比べると、やっぱり画質もキレイで動きもスムーズ!撮影した動画をユーチューブにアップしたり、SNS用に加工したり、楽しみが広がる映像を撮影できます。
「MAVIC 2 PRO」では、アップ&アウェイしながらのダイナミックな映像が撮影できますよ。
川を飛行しながら、アップ&アウェイして全景を捉えた、まるで旅番組のような映像です。天気が良い日はやっぱり映像がキレイです。
「TELLO(テロー)」と「MAVIC 2 PRO」を比較してみましたが、いかがでしたか?
ダイナミックな映像が撮影できる「MAVIC 2 PRO」と、初心者でも楽しめる「TELLO(テロー)」。コストパフォーマンスや自分が目指す映像を考えて選ぶのが良さそうですね。
「MAVIC 2 PRO」を使って独学で空撮をしたいと考える方もいると思いますが、ドローンの操作にはリスクが伴います。ですから、初心者の方は講座を受講して、ドローンに関する知識と基本操作を習得するのがおすすめです。
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