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2020.11.19

ドローンを活用したビジネスってどんなものがあるの?

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ドローンを活用したビジネスってどんなものがあるの?

ドローンは様々な分野で活躍していることは既にご存じだと思いますが、実際にはどのような分野で活用されているのか、またどういった形でビジネス展開されているのか、気になるところかと思います。今回は、こうしたドローンに関わるビジネスについてまとめると共に、なぜここまでドローンビジネスが盛り上がっているのかについて少し触れていきたいと思います。

 

 

1.ドローンを活用できる分野とは

1-1.農業用ドローンの活用

1-2.建築現場で活躍

1-3.ドローンを使った撮影ビジネス

1-4.配達事業

1-5.災害や事故などの危険地での活躍

1-6.ドローンスクール

2.なぜドローンビジネスが熱いのか

3.まとめ

 

1.ドローンを活用できる分野とは

ドローンが活用されている、またはこれから活用していける分野というのは一体どういうものがあるのでしょうか?漠然とドローンビジネスを考えていると、こうしたことはなかなか想像がしにくいかと思います。今回は、考えられる6つの分野についてご紹介していきます。

 

1-1.農業用ドローンの活用

これまでも別な記事でたくさんご紹介してきましたが、わたしたちの生活を支える農業ではドローンを活用することによって、その生産量や品質の向上をはかりながら従事者の労働時間や経費の削減ができるということがわかっています。このため、ドローンを使った農業、いわゆるスマート農業に関連するビジネスに参入する人々は増えてきています。特に、農家さんたちにとってドローンの扱いはいきなりできるものではありません。これをレクチャーしてくれる人や、代行してくれる人がいてくれるとありがたいと思っているのです。

 

1-2.建築現場で活躍

建築現場では、人の手による作業が欠かせませんが、現場はいつも危険が伴うため毎年事故も起きています。こうした事故を防ぎ、人間の労力を削減してくれるのもドローンの良さです。建築現場では様々な形でドローンを活用することができます。例えば、専用のソフトを搭載したドローンを使った測量は既に活用が始まっています。今後の展望としては、例えば高いビルの外壁を這うようにして飛行できるドローンの開発が進めば、外壁のメンテナンスや塗装を、足場を使わずに行うことができるようになります。こうなると、高層ビルの清掃員や塗装屋が命の危険を冒して業務にあたる必要がなくなるわけです。こうした分野でドローンが活用されるようになると必要になるのが、ドローンの操作を代行してくれる会社やオペレーターの存在です。先にドローンの扱いを身に着けておくことで、こうした新しい仕事の受注が容易になるのです。

 

1-3.ドローンを使った撮影ビジネス

これが最もイメージがつきやすく、メジャーなものだと思いますが。ドローンを使った空撮はこれからも需要が高まっていくことでしょう。ちなみに、最近イギリスではサッカーの試合でドローンがボールを自動追跡するシステムを搭載して活躍したところです。残念ながら、この試合ではシステムが本物の審判の頭をサッカーボールと誤認して追い続けてしまって、サッカーの試合を十分に観ることができなかったというアクシデントはありましたが、ドローン空撮の活用はこうした場面でも活用されるということです。

 

1-4.配達事業

かなり前から、ドローンを使ったデリバリーについてはその可能性が示唆されてきましたが、ついに2020年になって、東京都内で実証実験が行われることが決定されました。この実験は、2022年の3月まで行われるということです。

特に最近は、新型コロナウイルスの影響をモロに受けている飲食店にとって、こうしたドローンの配達ができるようになれば、新しい形でのサービス提供を行うことができ、活路となります。人の手を介さないことが、感染症に対する大きな抑止力にもなります。

このように、ドローンに専用のボックスを装着して空路で物品を輸送することは、飲食店のものだけとは限りません。災害地への物資輸送などにも利用できることを鑑みれば、かなり未来の明るいビジネスではないでしょうか?

 

1-5.災害や事故などの危険地での活躍

ドローンのリソースの一つとして、遠隔操作で危険地の調査ができるというものがあります。これまで人間の力によって成してきたことを、ドローンに代替させることによって、人間が危険にさらされるのを防ぐことができます。例えば、災害や事故現場での現地の調査は、これまでヘリコプターなどを使って行ってきました。しかしヘリコプターは人が運転するものですし、場所や天候によっては難しい場合もあります。これをドローンに代えて行うことで、これまでよりも速く、そして正確に現地の情報を収集することができるようになるのです。このためには、消防や警察などでもドローンの活用が必要となりますし、そういった作業を代行できる民間の会社を起ち上げるということも一つのビジネスになってくるわけです。

 

1-6.ドローンスクール

我らが、旭ドローンスクールもこの内の一つですが、ドローンスクールにはいくつかの団体によって認定されているドローンスクールと、団体未所属のスクールがあります。例えば、JUIDAやDPAといった国土交通省が認可した団体に所属しているスクールというのは、現在900校以上あります。、ここに団体未所属のスクールを合わせると1000校を超えてる可能性もあります。これだけドローンスクールが増えているということは、何らかの形でドローンを活用しようと考えている人が増えているということです。さて、ドローンスクールですが、これ自体を立ち上げて運営するのはもちろんのこと、インストラクターや施設運営に携わる人たちも欠かせませんよね。スクールに回帰する形になりますが、こうした人材を育てるためのコースなどもあります。

 

2.なぜドローンビジネスが熱いのか

最後に、なぜ今ドローンビジネスがここまで熱いのかということについて触れておきましょう。単純にドローンが流行っているからというわけではなく、これからの社会や人々の暮らしにマッチしているからです。

日本人は勤勉で、よく働くということはみなさん痛いほどわかっていると思います。しかし、そうして一生懸命働くことでたくさんお金が入るかといったら、そうではない現状がありますよね。こうした中で、多くの人がいかに省エネで働いて必要なお金を稼ぐかということを考えているはずです。

農業が一番わかりやすいですが、従事者が減り、一人ひとりの負担は増えていく中で、人口は増え続け必要な食料も増えていきます。品質を維持しながら、もっとたくさんの作物を育てるということを考えると、人の手を使わずにいかに育てるかという発想になると思います。そこで活躍が期待されるのがドローンです。これが一つ大きな要因です。また、ドローンの大きなメリットは年齢や性別に関わらず誰にでも扱えるということです。極端に言えば60歳を超えたおばあちゃんでも、ドローンを使えば重い荷物を運んでしまえるのです。これが、ドローンの力です。そして、ドローンの技術の習得はそれほど難しくないという大きなメリットもあります。

このようにして、これからの少子高齢化社会で、どんな人でも力を発揮できる、それこそがドローンを活用したビジネスなのです。

 

3.まとめ

今回は、ざっくりですがドローンを活用できる分野についてご紹介しました。そして、ドローンは誰にでも簡単に扱える良さがあるということにも触れました。これが今、ドローン業界が最も熱く盛り上がっている理由の一つです。日本では、こうしたドローンを中心に据えた本格的なビジネス展開の他にも、副業としてドローンを活用するという部分も注目されています。そして、日本だけでなく世界中でドローンの新しい機体や、ソフトウエアの開発が競争化されています。この段階で、ドローンに関する知識や技術を身に着けていくことは、アフターコロナの時代で必ず役に立つこと間違いなしです!

 

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