ニュース
ドローン事業部

お仕事

2020.12.23

2021.08.19

どうやって準備したらいいの?ドローン運用のためのスケジュール!

どうやって準備したらいいの?ドローン運用のためのスケジュール!

新規事業でドローンを活用する場合は、既存事業でドローンを運用するとしたら、みなさんは何から始めますか?そして、どのようなビジョンを持ってどういったスケジュールで事業開始までの日々を過ごしていくでしょうか?今回は、ドローンビジネススタートのための準備について触れ、特にドローンを導入するためのステップについてお伝えしていきます。

 

1.大まかな事業の流れを考える

2.ドローンビジネスを始めるための準備

2-1.ドローンビジネスの準備のためのステップ

2-1-1.ドローンの購入・レンタル

2-1-2.ドローンを使うための準備(スクールや研修)

2-1-3.許可申請など

2-1-4.ドローン運用に関する規定、ガイドライン作成

3.まとめ

 

1.大まかな事業の流れを考える

最初の方の段階だと、どういった事業を始めるのか、どのように始めるのかという部分で準備が必要になりますよね。ドローンそのものを使ったビジネスを行う場合は割と簡単になります。例えば、ドローンのレンタル事業や農業用ドローンの派遣事業などドローンが主役の事業の場合は、やることが決まっているので迷うことはありません。

一方で、既存の事業にドローンを導入するというパターンはどうでしょうか?例えば、農家が農薬散布用にドローンを導入する、測量にドローンを利用する、こういった場合です。こうした場合は、ドローンを導入することでどんなコストがかかり、また軽減されるのか考える必要がありますよね。また、ドローンの導入が本当に実現できるのかという部分もしっかりと検討する必要があります。さらに、ドローン実機だけでなく、事業に合ったアプリやシステムの導入も合わせて考えなければなりません。こうした検討や調査などは、事業にドローンを導入するための第一歩と言えるでしょう。そして、ある程度計画がまとまったら、シミュレーションを行い実際に得られる利益や削減されるコストを具体的な数値で表わすことで、ようやく現実味を帯びてきます。

 

2.ドローンビジネスを始めるための準備

ある程度、事業の方向性が固まったら、いよいよドローンの導入段階に入っていきます。

ドローンビジネスを始めると言っても、様々なパターンがあると思います。例えば、自社の事業を行う上でドローンを投入するというパターンや、全く0の状態から起業してドローン主体のビジネスを行うというパターンもあると思います。どちらにせよ、ドローンを導入するのが初めて、という状態の場合、どのように準備を始めたらよいのかということからお話ししようと思います。

 

2-1.ドローンビジネスの準備のためのステップ

まず端的に、どんなビジネスを行うにしても必要な準備は4段階あります。

 

①ドローンの購入・レンタル

②ドローンを使うための準備(スクールや研修)

③許可申請など

④ドローン運用に関する規定、ガイドライン作成

 

これらの段階を踏んで、ようやくスタートラインに立つことができます。さて、一つ一つ内容を確認していきましょう。

 

2-1-1.ドローンの購入・レンタル

まず何と言っても、主役となるドローンの準備は欠かせません。ドローンは、専門店やネットでの購入が簡単にできます。ちなみに、専門店というのは色々ありますが、例えばDJIの認定専門店などもあって、そういったところの方が専門的な知識を持った店員さんがいらっしゃる場合が多く、わからないことに答えてくれます。ネットである程度欲しい機体を絞っておいて、店頭で解説を聞きながら購入へと進むのが、最も安心できる方法ではないでしょうか。

また、いきなり購入は怖い!と思われる方は、レンタルサービスを使ってみるのもおススメです。レンタル料は、期間や機種、提供している会社によって異なりますが、例えば空撮用のドローンなどだと2泊3日、20000円程度でレンタルすることができます。レンタル会社の場合は、インターネット上で手続きができる上、郵送での対応ができるので、近くに専門店がない場合もドローンをすぐに手元に取り寄せることが可能です。普通に購入するよりレンタル料分の費用はかかりますが、長い目でみると実機に触れてから購入を検討するのも良いと思います。

 

2-1-2.ドローンを使うための準備(スクールや研修)

ドローンの準備ができたら、ドローンを使うための準備も必要となります。正直これは、順序が逆になってもいいですし、同時進行でも良いと思います。スケジュールに余裕がない場合は、スクールに通いながらドローンの購入を進めるという方法もあります。この方が、スクールのスタッフにドローンの話を聞けるので、良い結果を得られる可能性が高いです。

どちらにしても、ドローンを使うための知識と技術は身につけなければなりません。これに関しては、インターネットや書籍を使って、独学で進めるという方法もありますが、正直に言ってしまうと効率は悪くなりますし、時間もかかるでしょう。スクールに通うのは費用がかかりますが、効率的に知識と技術を身につけた上で、ライセンスを取得することができるので、おススメです。

例えば、事業の種類によっては、ドローンを自分で操縦する必要がない場合もあるかと思います。こういった場合は、ライセンスの取得はできませんがドローンに関するオンライン講座を開催しているスクールもありますので、こうした講座を受講するのをおススメします。これによって、ドローンを安全に運用するための知識や法律関係の知識を学ぶことができます。

他にも、民間の団体やドローン販売代理店などが主催する講習会やセミナーなどもあります。こういったイベントは、ドローンについて全く知識がない状態で、一体どういうものなのかを学ぶために参加するのも良いかと思います。

ここでは、3種類の知識と技術の習得方法をご紹介しましたが、ご自分に合った方法一番です。ただし、主催団体や主催者がどういう人なのか、ドローンに関してどのようなライセンスを持っているのか、などの下調べはしっかり行うようにしましょう。

 

2-1-3.許可申請など

ある程度学ぶと、ドローンに関わる法律に関しても知識が身についてくるはずです。ドローンを使用する場所や、機体の種類によっては許可申請が必要となります。書類の準備や手続きなどが必要となりますね。今回は、ドローンビジネスにドローンを利用するということなので、年間を通して許可を得ることができる「包括申請」をおススメします。これは、飛ばすドローンの機体登録と合わせて、操縦者の登録が必要となります。例えば、ドローン操縦者を雇用して運用していくという場合なら、ドローン操縦者を見つけてからの登録となりますね。この申請は、数週間~1か月程度の時間が必要となります。このため、ある程度余裕を持って準備しておくのが良いでしょう。

 

 

2-1-4.ドローン運用に関する規定、ガイドライン作成

全て一人で行う場合は、あまり関係ないかもしれませんが、会社の中でドローンに関わる事業を行う場合は、ある程度チームで進めていくことになりますね。この時、ドローンの活用に関する社内規定やガイドラインを作成しておくことで、事業を安全に進めていくことができます。ドローンは思っている以上に危険かつ事故が起きやすいものです。場合によっては、人にケガをさせることもありますし、他人の物を壊してしまう可能性もあります。こういったトラブルを未然に防ぐためには、きちんとしたルールの確立が必要です。これまでの内容が、ドローンを活用したビジネスを行うための下準備になります。

 

3.まとめ

今回の記事では、特にドローン導入のための下準備について詳しくお伝えしました。この段階を経て、ようやく事業をスタートすることができます。こうして見ると、事業の発案からドローン導入までは結構な時間がかかりそうな気がしますね。特に、ドローンの知識や技術がない状態で、自分で事業を始めようと思うなら、もう準備を始めた方が良さそうです。以前もお伝えしましたが、国の方針もあってドローン事業はますます競争が激化していきます。激化してから準備を始めるのでは、その波に飲み込まれてしまうかもしれません。今から少しずつ準備を始めて、ドローン業界でしっかり成果を残していきましょう。

 

 

関連記事

未来の社会を支える
エンジニア集団として

ATCLの事業は、専門的な技術力を活かし、
これからの社会に対して貢献していきます。
現代社会のエネルギーの供給を支えるだけでなく、
再生可能エネルギーやドローンといった
新時代のインフラを機能させる技術を早期に実用化しています。
明るい未来社会をテクノロジーで支える
エンジニア集団であること
が、
私たちの使命です。

会社概要を見る