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2018.10.19

標定点(GCP)不要!測量用高精度ドローン「PHANTOM 4 RTK」登場

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標定点(GCP)不要!測量用高精度ドローン「PHANTOM 4 RTK」登場

 

DJIより新しく「Phantom 4 RTK」が発表となりました!

 

Phantom 4(ファントム4) RTKは、これまでの「Phantom 4 Pro」からドローン測量に特化したモデルとなり、「RTK」と呼ばれるセンチメートルレベルの高い精度での測量データを取得することができます。

 

Phantom 4 RTKの高精度な測量は、今後、ドローン測量からマッピング、調査、その他精密農業など、様々な分野で活躍することが期待されています。

 

今回は、そんな超最先端な業務用ドローン「Phantom 4 RTK」について、その機能や特徴などを最速でまとめていきたいと思います。

 

 

Phantom 4 RTKの特徴

 

Phantom 4 RTKは従来のモデル「Phantom4 Pro」から測量に特化した形で改良されたモデルです。

性能的には「Phantom4 Pro V2.0」を継承し、様々なRTK用の機能が追加されています。

それでは早速、Phantom 4 RTKの具体的な機能について見ていきましょう。

 

 

・RTKモジュールが標準搭載

 

RTKとは、「Real Time Kinematic(リアルタイムキネマティック)」の略で、現場に設置された『基地局』とGPS、GLONASS、Galileo といった『GNSS測位システム』を組み合わせることで、センチメートルレベルの高い精度で測量データを取得することが可能です。(※「RTK」についてもっと詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください)

 

そしてPhantom 4 RTKでは、このRTKを利用するための「RTKモジュール」が標準で搭載されており、すぐにRTKを活用したドローン測量を行うことが可能です。

 

機体の位置精度は、水平方向の測位精度1cm+1ppm鉛直方向の測位精度1.5cm+1ppmとまるで本物の測量機器のような精密さを誇っています。(※1ppmは、航空機からの1kmの移動ごとに誤差が1mm増加することを意味しています)

 

 

・ネットワーク型RTKに対応

 

RTKを利用する際、通常であれば、測量を行う現場に基地局となる「標定点(GCP)」が必要です。

しかし、Phantom 4 RTKはネットワーク型RTKに対応しているため、この「標定点(GCP)」が不要になります。

 

ネットワーク型RTKとは、現場での衛星データと周辺の電子基準点をベースにした補正データを組み合わせることで、リアルタイムでセンチメートル単位での測量を行う方法です。

 

送信機内部に4GのSIMを搭載し、4Gネットワークを使い、このネットワーク型RTKでの測位を行います。

 

これにより、従来まで必要であった1平方キロメートルあたり最大40個の標定点(GCP)の設置の必要性がなくなり、これまでの設置時間から少なくとも75%短縮できるとしています。

 

また、ネットワーク型RTKでカバーできないエリアでの測量では、「PPK」と言われるポスト処理キネマティックにも対応しているため、GNSSの測位情報とカメラ情報の内部同期により、効率的に後処理を行うことが可能となっています。

 

 

・cm単位の測量を可能にする「TimeSyncシステム」

 

Phantom 4 RTKには、RTKモジュールのセンチメートル単位での測位を実現するために、「TimeSyncシステム」が搭載されています。

 

この「TimeSync(タイムシンク)システム」とは、フライトコントローラー、カメラ、RTKモジュールを統合した自動調節システムのことで、ドローンが撮影した写真に正確なメタデータを与え、測位データをカメラレンズの中心に調整することで、情報を最適化。高精度なcm単位での測量を可能にします。

 

 

・専用の飛行計画アプリ「GS RTK」が標準インストール

 

Phantom 4 RTKには、予め専用に用意されたプロポに、RTKでの測量用アプリ「GS RTK」が標準インストールされています。

 

このアプリを使うことで、写真測量ウェイポイント飛行の2つのモードを利用することができ、オーバーラップ率/高度/飛行速度/カメラパラメーター/飛行ルートなどを設定することで、自動マッピングや調査ワークフローに使用することが可能です。

 

また、フライトプラン機能を用いて、撮影計画や飛行ルートを一度作っておくことで、異なる時期でも同じ飛行ルートを繰り返し飛行させることが可能。現場作業における進捗状況の確認にも使用することができます。

 

1台の送信機では、Phantom 4 RTKの機体を最大5機まで同時制御可能で、効率を求められる現場作業でも、心強い味方となります。

 

 

・D-RTK 2 モバイルステーションとの互換性

 

Phantom 4 RTKはD-RTK 2モバイルステーションと互換性があります。

 

従来の「Matrice210 RTK」モデルなどは、こちらの方式を採用しており、「D-RTK」を使用することで、リアルタイム差分データをドローン本体に送信し、飛行時の誤差を常に補正することも可能です。

 

 

・Phantom 4 RTKのスペック

 

Phantom 4 RTKは、従来のモデル「Phantom 4 Pro Ver2.0」と基本スペックは同様です。

そのため、ドローン本体の基本的なスペックは以下となっています。

 

− 1インチ 20MP CMOSセンサー

− 4K60fps

− 30分の飛行

− OcuSync 2.0対応

− 最大伝送距離5km

−Phantom4 Proの電源バッテリーとの互換性あり

 

 

 

・Phantom 4 RTKの活躍が期待される分野

 

Phantom 4 RTKには、その高精度な性能から、様々な分野での活躍が期待されています。

 

・測量

これまでドローンでは難しいとされてきた「RTK測位システム」の利用が容易になったことから、導入コストと作業効率において、今後大きなメリットとなることは間違いありません。

 

・農業

農地の調査から農薬散布、精密農業まで、狭い土地が多い日本にとって、センチメートル単位での測位ができれば、今後一気にドローンの利用が広がる可能性を持っています。

 

・送電線などのインフラ調査

強力な電磁波を放つ送電線などの調査では、ドローンの利用が困難とされていましたが、RTKでの測位が可能となれば、高精度も求められる調査業務にも導入することができるようになります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

DJIが新しく発表した測量用高精度ドローン「Phantom 4 RTK」の特徴をご紹介してきました。

 

Phantom4 RTKにより、センチメートル単位での測位ができる「RTK測位システム」が利用できるようになったことで、今後、建設現場などでのドローン測量が大きく発展していくことは間違いありません。

 

ぜひ、今のうちに、この新しいテクノロジーを導入できないか、検討してみてくださいね。

 

 

 

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