規制緩和でドローンによる農薬散布が変わる! ドローンによる農薬散布の実践的な技術が身に付く「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」とは?
ドローンによる農薬散布は、2019年7月に規制が緩和されたことで再び注目が集まっています。
ドローンスクールジャパンの中で「農業」に特化したコースとなっているのが「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」。本コースでは、実際に農薬散布用のドローンを使い、圃場(ほじょう)への農薬散布を行えるようになることを目的としています。
ドローンスクールジャパンの中でも、より専門的かつ実務的な知識と技能を身につけることができる、「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」について紹介していきます。
目次
■ドローンでの農薬散布技術を学ぶ「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」とは?
■実際に「DJI農業ドローンオペレーター認定講座(旧スマート農業コース)」を受講された生徒さんの声(評判)
規制の緩和で、ドローンによる農薬散布がさらに普及する
ドローンによる農薬散布を推進させるため、農林水産省は2019年に7月に「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」を廃止するなど、規制の大幅な見直しを行いました。
- 専用免許、定期点検が不要に
- 手続きを簡略化
- 補助なし飛行が可能に
など、大幅な規制緩和が行われたことで、ドローンを使った農薬散布がより身近なものとなり、ドローンを活用する農家が増えると期待されています。
農業用ドローンの規制緩和で何が変わった?ドローンの飛行申請の方法や補助者なし飛行について解説【2020年最新版】>>
ドローンでの農薬散布技術を学ぶ「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」とは?
ドローンスクールジャパンの「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」コースは、農薬散布用ドローン「DJI AGRAS(アグラス) MG-1」または「AGRAS T20」を使い、実際の圃場で農薬散布を行うことを目的としたコースです。
本コースでは、認定教本を使った農薬散布に関わる座学と、8枚羽の大型ドローン「AGRAS MG-1」あるいは「AGRAS T20」を使い、基本的な飛行技術から、危険物輸送・物件投下までの技能を習得していきます。
ドローンスクールジャパンでは、実際にドローンでの農薬散布を行っているインストラクターが少人数で指導を行っています。農薬散布の技術はもちろん、現場までの機体の搬送や点検方法などの細かい部分まで、より実践に近い技術を習得することができます。
また、ドローンの機体販売と購入後のサポートも行っていますので、これからドローンで農薬散布される方も安心です。
合格者には、農薬散布ドローン「AGRAS MG-1」の操縦士資格を認定
ドローンスクールジャパンは、DJIによって設立されたドローンの産業パイロット教育・訓練機関「UTC(Unmanned Aerial System Training Center)」 より「指定教習所」として登録認定されています。本校が実施する「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」に合格することで、農薬散布ドローンAGRAS MG-1の操縦士資格が認定(DJI農業ドローン技能認定証名証を発行)されます。
「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」のカリキュラム
「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」では、座学2日間、実技3日間の合計5日間のカリキュラムとなっています。
最初の座学2日間では、ドローンの基本的な仕組みから、農薬散布ドローンの基本的な機能説明と操作方法の理解、空中散布における取り決めから散布方法、農薬の知識まで、農薬散布のオペレーターとして専門的な知識の習得を目指します。
実技では、基礎的なドローンの操作方法から始まり、実際に屋外で農薬散布用ドローン「AGRAS MG-1」を使い、農薬散布の操縦方法を身につけていきます。最終日には実技試験があり、機体の点検から安全確認、決められた量の散布ができるのかをテストします。
農薬散布用ドローンは、空中から農薬を散布する操作を行うため、緻密な操作が求められます。
そのため、5日間でより専門性の高い実践的な技能を習得することができ、農業従事者はもちろん、ドローンパイロットとしても大きくスキルアップすることができるでしょう。
初心者の方でもマスターできるよう、インストラクターが丁寧に講習を行っていきますので、挫折することなく、高度な操縦を習得することができます。
【DJI農業ドローンオペレーター認定講座のカリキュラム】
・スケジュール
9:00~17:00(休憩時間含む)× 5日間
・座学1日目~2日目 「ドローンの農薬散布講義」
ドローンの仕組み、空中散布における規制や法律、空中散布のやり方、業務の流れ、農薬の基礎知識、筆記試験など。
・実技2日目~5日目 「ドローンの操縦訓練」
練習機を使用したドローンの基本操作練習、AGRAS MG-1を使用した実践練習、技能試験。
ドローンスクールジャパン講師からのメッセージ
DJI農業ドローンオペレーター認定講座では、規制、防除の際の立ち位置、機体の扱い方はもちろんのこと、よく流行る虫や病気など農業に関する知識も学んでいただけます。従来の噴霧器での防除は肉体的にハードですが、ドローンを使用すれば省力化できますし、自動航行による散布も可能です。農水省もドローンでの防除を推し進めていますので、早めにドローンでの散布技術習得をおすすめします。
ドローンスクールジャパン「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」
ドローンを使って農薬散布をするまでの流れ
では実際に、DJI農業ドローンオペレーター認定講座を修了後に、農薬散布を行うまでの流れについても確認しておきましょう。
①DJI農業ドローンオペレーター認定講座受講
座学と実技による5日間のカリキュラムを受講。
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②オペレーター資格取得
DJI農業ドローンオペレーター認定講座の最終試験で合格すれば、DJI農業ドローン技能認定証名証が発行されます。
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③希望者はDJIの農薬散布用ドローン「T20」を購入
販売代理店から農薬散布用ドローンを購入頂けます。保守・サポートも販売代理店が行います。(当校は正規販売代理店のため、ご依頼可能です)
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④国交省から農薬散布ドローンの飛行許可を取得
ドローンによる農薬運搬・散布は国交省が定める改正航空法によって規制されています。
そのため、農薬散布を実施するまでに、同省の許可を得る必要があります。
申請は、販売代理店に依頼することにより、代行申請を行うことが可能です。
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⑤農薬散布を実施
このように、実際に農薬散布をするまでには、いくつかのステップがあり、通常のドローンの飛行と比べても、手続きが多くなっているのが特徴です。
しかし、これは「農薬」という危険物を空中で運搬、散布する上では、どうしても必要なことでもあります。
今までに無人ヘリコプターなどで空中散布を実施したことがあれば、手順自体は同じなので、特に問題なくできるはずです。
農薬散布が初めての方でも、指定教習所や販売代理店の方で、一から丁寧にサポートを行ってくれますので、まずは安心してライセンスの取得を目指しましょう。
実際に「DJI農業ドローンオペレーター認定講座(旧スマート農業コース)」を受講された生徒さんの声(評判)
ドローンの操縦も初めてだったので色々丁寧に教えて頂いて良かったです。
全く素人から農薬の知識からドローンの飛行まで丁寧に教えて頂いた。
少人数だったので密度濃くできて良かった。
マンツーマンで教えていただいて大変わかりやすかった。
ファントム4Proを購入させていただいたが、セットアップ等もお願いできたので良かった。
ドローンスクールジャパン「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」の特徴まとめ
今回ご紹介したDJI農業ドローンオペレーター認定講座の特徴をまとめると、以下となっています。
特徴1:「農薬散布」に特化したドローンの専門知識と技能を身につけることができる
特徴2:UTCより農薬散布ドローンAGRAS MG-1の操縦士資格を取得することができる
特徴3:ライセンス取得後は、実際に農薬散布を行うことができる
特徴4:農薬散布用ドローン「AGRAS MG-1」を購入することができる
特徴5:練習機器は全て無料貸し出し
もし、今後、農薬散布による農作業の効率化を図りたい方や、農業分野におけるドローンビジネスへの参入を考えているなら、専門的な知識と技能を身につけることができ、かつ農薬散布のオペレーターライセンスも取得ができる「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」は、おすすめです。
「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」のお申し込みについて
DJI農業ドローンオペレーター認定講座の料金は221,000円(税別)です。
DJI農業ドローンオペレーター認定講座は合計5日間の講習となっています。
日程に関しては、5日間連続が望ましいですが、別途講師とスケジュール調整を行うことも可能です。開催日等の最新情報は随時ホームページでご確認ください。
ドローンスクールジャパン「DJI農業ドローンオペレーター認定講座」