利用シーン別!プロがオススメする、はじめてのドローン購入ガイド
次々と新しい製品が発売されるドローン。
せっかく自分も欲しい!と思ったとしても、どれを購入したら良いのかわかりにくいですよね・・・
そこで今回は、これから初めてドローンを購入する人に向けて、利用シーン別にオススメ機種をご紹介したいと思います。
実際に趣味や業務で使ったことがある現場のプロがオススメしますので、あなたにもきっと参考になるはずです。
それでは早速、見ていきましょう!!
◆ドローン製品の紹介
まずはじめに、今回のドローン製品について、簡単に概要を紹介しておきたいと思います。
今回紹介するドローンは全てドローンメーカー「DJI」製品のドローンです。
「DJI」は世界中のドローンユーザーに使用されており、世界シェアはなんと約70%!
機体が非常に安定しており、誰でも操作がしやすいということで世界中で大人気となっています。
ということで、ドローンを購入するなら、まずこの「DJI」のドローンを選んでおけば間違いないということです。
そして、今回登場するDJIのドローンはこちらです!
①DJI SPARK
DJIのSpark(スパーク)は、DJIの革新的な技術を搭載した手のひらサイズの高性能ミニドローンです。
大切な一瞬を逃さずに素敵な動画や写真を簡単に撮影できます。
価格も比較的安価で外でも飛ばせるため、ドローンのエントリーモデルとして人気の機体です。
最大飛行時間:16分、有効画素数:1,200万画素、動画:1080p 30fps(1/2.3センサー)、動画伝送距離:500m
対角寸法 (プロペラを含まず):170mm、重量:300g、価格:54,800円(送信機付き)
②DJI Mavic Pro
DJI Mavic Pro(マビックプロ)は、高度な技術が搭載されたDJI史上最もコンパクトな最先端のフライングカメラです。
折りたたみができ、かつ本格的な4K撮影なども可能なため、日本でも大人気の機体となっています。
最大飛行時間:27分、有効画素数:1,235万画素、動画:3840×2160 24/25/30p (1/2.3センサー)、動画伝送距離:4km
対角寸法 (プロペラを含まず):335mm、重量:743g、価格:129,800円(送信機付き)
③DJI Mavic Air
Mavicシリーズの最新作であるMavic Air(マビックエアー)は、ハイエンドな飛行性能と機能性を備え、究極の携帯性を実現した折りたたみ式ドローンです。
Mavic Proよりも軽量化されており、かつ4K撮影も可能で、より携帯性が向上しています。
最大飛行時間:21分、有効画素数:1,200万画素、動画:3840×2160 24/25/30p (1/2.3センサー)、動画伝送距離:2km
対角寸法 (プロペラを含まず):213mm、重量:430g、価格:104,000円(送信機付き)
④DJI Phantom4 Pro V2.0
DJI Phantom4Pro V2.0(ファントム4プロV2.0)は、1インチ 20MPのExmor R CMOSセンサー、長時間飛行とスマートな機能を搭載したドローンです。
ドローンの原型とも言えるモデルで、趣味から産業用まで、あらゆるシーンにおいて活躍できる万能型となっています。
最大飛行時間:30分、有効画素数:2,000万画素、動画:4096×2160 24/25/30/48/50/60p(1インチセンサー)
動画伝送距離:4km、対角寸法 (プロペラを含まず):350mm、重量:1,388g、価格:204,000円(送信機付き)
⑤DJI Inspire2
DJI Inspire2(インスパイアー2)は、超高画質、パワー、インテリジェントな機能を兼ね備え、世界中のプロフェッショナルの期待に応えます。
DJI製の『ZENMUSEカメラ』を搭載でき、好きなカメラに取り替えが可能に。4Kから5.2Kなど超高画質な映像を撮影することができ、プロ御用達のモデルとなっています。
最大飛行時間:27分、有効画素数:2,080万画素、動画:5280×2972 30p(1インチ,4/3センサー)、動画伝送距離:4km
対角寸法 (プロペラを含まず):605mm、重量:3,440g、価格:389,000円(送信機付き、カメラ別売り)
⑥DJI Tello
DJI Tello(テロ)は、宙返りやショートムービー撮影、プログラミングまで学べるトイドローンです。
DJIの最新鋭の技術を詰め込んだトイドローンは、オモチャながら快適な操縦ができ、初心者にもピッタリなモデルです。
最大飛行時間:13分、有効画素数:500万画素、動画:1280×720 30p、動画伝送距離:100m
サイズ:98mm×92.5mm×41mm、重量:80g、価格:12,800円(送信機別売り)
◆利用シーン別、ドローンを買うならどれ!?
アウトドアに持っていくなら?
- Mavic Pro / Mavic Air
- 持てる荷物が限られているアウトドアなら、コンパクトなドローンがオススメ!
- しかも場所にもよりますが、アウトドアは風が強い所や電波環境が悪い場所に行く可能性も高い為、SPARKではなく、できればより高性能なMAVICシリーズがよいでしょう。
4K撮影を楽しみたいなら?
- Mavic Pro / Mavic Air / Phantom4 Pro
- 4K撮影を対応しているドローンはMAVICシリーズとPhantom4Pro、Inspire2。その中で、気軽に4K撮影を楽しみたい、というのではあれば、MavicシリーズかPhantom4Proをオススメします。
- 後は折りたたみをしたいか(Mavic)、より滑らかな4K動画を撮りたいか(Phantom4Pro)、によって選択をしていきましょう。
予算低めでとりあえず外で空撮をしてみたいなら?
- Spark
- 4Kとか別にいいから、とりあえず外でドローンを飛ばして写真とか動画を撮りたい、という人は、Sparkがオススメ!
- 値段も6万円ほどで購入できるので、初心者の方にはピッタリです。ただし、Sparkは風の影響を受けやすいので、あくまで風がない時に飛ばすようにしてください。
屋内で操縦の練習をするなら?
- Tello
- 屋内のドローン練習はTello一択です!もちろんSPARKでも練習できますが、練習機としてドローンを購入するなら、Telloがいいでしょう。
予算1万円前後に抑えたいなら?
- Tello
- 予算を抑えてとりあえずドローンがどういうものなのか知りたい!という人は、Telloがおすすめ。
- 一度室内で飛ばして気に入れば、次は外で飛ばすために「Spark」や「Mavic」にチャレンジしていく、という流れがいいと思います。
- 値段が比較的安いので、子供や友人、恋人へのプレゼントにも喜ばれますよ!
旅行に持っていくなら?
- Mavic Pro / Mavic Air / Spark
- 旅行なら断然持ち運びしやすいMavicシリーズかSparkがオススメ!
- 後は4K撮影がしたいか、風が吹いている状況でも飛ばしたいか、に応じてどちらにするか決めればよいと思います。間違ってもPhantom4Proは旅行で荷物になるので注意しましょう(※経験談です)。
趣味と仕事両方に使いたいなら?
- Phantom4 pro
- どのような状況でも安定した飛行と撮影を可能にしてくれるのがPhantom4Proの特徴です。
- 実際、業務で最も使われているドローンといっても過言ではありません。弊社でもこのドローンをガンガン使っています。
- そしてこのドローンのいい所は、万が一墜落してロスト(紛失)してしまっても、まぁ我慢できる点です(笑)。
- これ以上の値段になるとさすがに・・・と思ってしまいますので、初めのドローンとしてベストな選択肢と言えるのではないでしょうか。
車に積んで持っていくなら?
- Phantom4 pro
- もし主な移動手段が車の場合は、Phantom4Proを1台持っておくことをオススメします。
- Phantom4Proは趣味でも業務でも使える万能タイプですので、荷物を気にしないのであれば、どんな場面でも活躍してくれます。
プロ顔負けの空撮映像を撮りたいなら?
- Inspire2
- 高画質なプロ顔負けの空撮映像を撮りたい、4Kだけじゃなくて、これからは5.2K、いや6Kとかにも挑戦していきたい!という貪欲な方は、Inspire2一択になります。
- Inspire2にはZenmuseというカメラを取り替えて装着することができ、4K用のZenmuse X4S、5.2K用のZenmuse X5Sなどのカメラも発売されていますので、こだわりの動画撮影が可能になるでしょう。
というかプロになりたいなら?
- Phantom4 pro / Inspire2 / Matrice200
- ドローンで業務をしている方のほとんどはPhantom4ProかInspire2を持っています。なので、どちらかを持っていれば大丈夫です。
- また、最近業務用に特化したドローン「MATRICE200シリーズ」も発売していますので、こちらもオススメです。(詳しくはこちらを参照してください)
ドローンレースに出場したいなら?
- Tello
- これからドローンレースを初めてみたい!という方にオススメしたいドローンはTelloです。
- ではなぜTelloなのかというと、ドローンレースであろうが、趣味であろうが、仕事であろうが、結局のところ「操縦スキル」が必要だからです。
- そのため、まずドローンを初めて触るような場合は、練習用のトイドローンを買って、ひたすら操縦スキルを身につけることをオススメします。
- 操縦スキルが身についた段階で、自分に合うレース用ドローンを探してみましょう。
いかがでしたでしょうか。利用シーン別にオススメのドローンを紹介していきました。
どのドローンもそれぞれメリットデメリットが存在していますので、ご自身の用途に合わせて最適なドローンを選んでみてくださいね。
それでは、ありがとうございました!
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