【初心者向け】ドローンを始めるのに最低限必要なものは何?便利アイテムも紹介
これからドローンを始める人にとって、まず悩むのが「飛ばすために何がいるか?」ですよね。
ドローンと言ってもホビーから数万~数十万円クラスまで様々な種類があるので準備する物も違ってきます。
そこで今回は、ドローンを始める方に向けて、ドローンを飛行させるために最低限必要なものをピックアップしてみました。
これからドローンを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
ドローンを飛行させるために最低限必要なもの
・ドローン本体
まず、どう見てもドローン本体は必要ですね。(笑)
ただし、ドローン本体と言っても色々パーツが組み込まれていますので、それらも適時確認していく必要があります。
ドローン本体の構成パーツは主に、
- ドローンの機体
- プロペラ
- バッテリー
- カメラ
で取り付けを行えるようになっていますので、検討しているドローンにこれらが含まれているかをチェックしましょう。
DJIドローンなど、基本的に民生用のドローンであれば、最初からこれらが全てパッケージングされているため問題ありません。
ただし、カスタマイズ専用やレース用ドローンなどは販売しているパーツがさらに細かくなってくるため注意が必要です。
特にカメラは、ドローンによって最初から付いていたり付いていなかったりします。
例えばトイドローンなどには最初から付いていないものもありますので、いざ購入してドローンにカメラが付いてなかった、とならないように、念の為確認するようにしてください。
・バッテリー
通常、ドローン購入時には、バッテリーが一つは同梱されているはずです。
しかし、ドローンのバッテリーは電池が切れる時間が早いため、元の数だけでは十分に楽しめない可能性があります。(基本的に足りません!)
そのため、検討しているドローンのバッテリー寿命時間を確認して、足りなそうであれば、追加での購入も検討するようにしましょう。
・充電器
普通ならバッテリーが同梱されていれば、充電器もあるはずですが、こちらも念の為確認するようにしましょう。
トイドローンなどでは、充電器が別売りのケースもあるので注意が必要です。
また、もしバッテリーを複数購入する際、充電器一つでは、一つのバッテリーしか充電できませんのでどうしても時間がかかります。
1、2本ぐらいであれば問題はありませんが、バッテリーを次々交換してドローンを長く飛行させるような運用を考えている際には、充電器の追加も合わせて検討するようにしましょう。
・送信機(プロポ)
送信機(プロポ)は、ドローンを操縦するために必要なものですが、こちらも通常はドローン購入時と一緒に付いてくるものが多くなっています。
ただし、トイドローンの一部や自作ドローン、レース用ドローンなどは、FUTABAのプロポを使用したりして、別に用意するものも多くなっています。
そのため、購入を検討しているドローンにも、この送信機が含まれているのか念の為、確認するようにしましょう。
・スマホ、タブレット
意外に盲点なのが、このスマホやタブレットです。
現在の多くのドローンでは、送信機(プロポ)にスマホやタブレットを装着して、専用のアプリからドローンの機体の状況やカメラを遠隔操作しての動画、写真撮影などを行います。
しかし、通常、ドローンの購入の際には、これらスマホやタブレットは含まれていないため、自身で用意する必要があります。
また用意するスマホやタブレットの性能が低いと、アプリの動作も鈍くなりやすく、撮りたい瞬間に撮影できなかったり、アプリ自体が落ちたり、起動しないことも発生します。
予算的なものもあるので難しい話ですが、可能な限り最新のハイスペックなスマホやタブレットを用意した方がいいでしょう。
またスマホやタブレットで一番よい機種は、iPhoneやiPadなどのApple製品(Appleしか対応していないアプリもあります)、その次はAndroid製品を選ぶのが無難です。(あまり使っている人はいないとは思いますが、WindowsやLinuxなどのOSではアプリがほぼ対応していません)
・SDカード
ドローンに搭載されているカメラを使用して空撮を行う場合、動画や写真データを保存するためにSDカードが必要になります。
家電量販店でも販売していますので、事前にSDカードを購入するのを忘れないようにしてください。
なお、おすすめのSDカードの選び方はこちらでも紹介しています。
・ドローンのSDカードってどれを買えばいいの?選び方と趣味・仕事別のオススメを紹介!
また、SDカードにありがちなのが、事前に購入しておいたにも関わらず、空撮当日に忘れる、というものです。(笑)
こうなると、せっかくの空撮も楽しさ半減になってしまいますので、出発前の事前チェックも忘れないようにしましょう。
(オススメのやり方は、出発前の事前準備で、実際にドローンを起動させて写真撮影までやっておくことです!そうすると保存されていなければすぐに分かりますので。)
以上、ここまでが、ドローンを飛行させるために最低限必要なもののご紹介でした。
まとめると、
・ドローン本体
・プロペラ
・カメラ
・バッテリー
・充電器
・送信機(プロポ)
・スマホ、タブレット
・SDカード
があれば、ドローンを飛行させるのに最低限困ることはないはずです。
もちろん、使ってみたいドローンによっては、カメラがなかったり、スマホやタブレットが不要なものもありますし、カメラがなければSDカードも必要ありません。
想定として、DJIドローンなど最も普及しているドローンを念頭に入れて列挙していますので、後は使用するドローンに応じて削って頂ければと思います。
では、今度は「必要なもの」に続いて「あったら便利なもの」についてもご紹介しておきたいと思います。
ドローンを飛行させるためにあったら便利なもの
・プロペラガード
プロペラガードは、ドローンのプロペラに装着し、第三者への接触を未然に防いでくれるアイテムです。
安全面を考えるとかなり必要なものですので、可能であれば準備するようにしましょう。
ただしプロペラガードを装着すると、その分風の抵抗を生み、機体が不安定になりやすいので、風が強い日は注意してください。
・無線WiFi機器
ドローンで地図情報などを取得する際にはインターネットが必要になります。
「ゴーホーム」と呼ばれる自動帰還システムや自動航行などはこの地図情報を使いますので、インターネット接続が必須です。
もしインターネットが使えないWiFi専用のスマホやタブレットの場合は別途無線WiFi機器を用意しましょう。
・風速計
ドローンを操縦する際、地上に比べて上空ではさらに強い風が吹いています。
そのため、地上における現在の風速を知っておくことが非常に大切になります。
特にまだ初心者のうちは風速3m以上であれば操縦を控えるなど、気をつけたい部分でもありますので、可能なら常備しておくと安心です。
・サンシェード
※出典:Amazon
スマホやタブレット画面を見ながらカメラのシャッターを切る際、外での日射量によって、画面がとても見にくくなります。
そのため、送信機などに取り付けられるサンシェードなどがあると便利です。
・離発着マット
ドローンを操縦する場所は、足場も悪く、ドローンを離陸、着陸させる場所がないことが多々発生します。
そのため、離発着用のマットを使って、なるべく足場をキレイにするようにしましょう。
・飛行申請許可証のコピー
もしドローンを飛行させる場所が航空法で規制されている場所なら、事前に飛行申請による許可が必要です。
許可をもらっている場合でも、現地の人や警察官に尋ねられる場合もありますので、その際に飛行申請許可証のコピーがあれば安心です。さらに国交省認定のライセンスも合わせて提示できれば、もっと安心ですよ!
・サングラス
ドローンを上空を飛びますので、飛行ポイントによっては、太陽でドローンがどこにいるのか分からなくなります。
そのため、サングラスを持っていると、安心ですね。
・レジャーシート
離発着マットと同様、足場の悪い場所では、ドローンに限らず、その他のアイテムの置き場を確保することが困難なケースが多くなります。
そのため、ちょっとしたレジャーシートなどを一緒に荷物に入れておけば、いざという時に広げて使用することができます。
・予備のプロペラ
あまり使用頻度は高くありませんが、ドローン本体に搭載する予備のプロペラがあるとより安心です。
もともとドローン購入時に予備も入っている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
・カーチャージャー
車でのドローン空撮の場合、バッテリーがなくなると充電する方法がありません。
そんな時に車で充電するためのカーチャージャーがあると便利です。
※その他、ドローンの便利アイテムについて興味がある方は、こちらも参考にしてみてください!
いかがでしたでしょうか。
これからドローンを始めるにあたって必要なもの、あったら便利なものをご紹介してきました。
まずは必要なものを準備して、後は予算に合わせて増やしていくようにしてくださいね。
それでは、ありがとうございました。
P.S.
これからドローンを始めるなら、これもオススメですよ。