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2018.08.03

ドローンのSDカードってどれを買えばいいの?選び方と趣味・仕事別のオススメを紹介!

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ドローンのSDカードってどれを買えばいいの?選び方と趣味・仕事別のオススメを紹介!

 

ドローンに必要なものと言えば、まず「SDカード」です。

 

しかし、SDカードを探してみると、様々な内容が書いてあるため、どれを選んだらよいのか分からなくなることはないでしょうか。

 

そこで今回は、お使いのドローンに合ったSDカードの選び方や、用途別のオススメ商品などをご紹介したいと思います!

 

■まず知っておきたいSDカードの表記の意味

 

そこで、まず初めに知っておきたいのがSDカードの表記の意味です。

 

SDカードの表面には様々な内容の数値が記載されており、これらの意味が分からなければ、自分が持っているドローンに合ったSDカードが選べません。

 

例えば、よく見るSDカードにはこのような表記が書かれていますね。

「Transcend SDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (最大転送速度90MB/s)」

これらの意味をわかるようにしておきましょう!

 

・最初に見るポイントは「データ容量」

 

まず、SDカードを選ぶ時に一番最初に見るべきポイントは「データ容量」です。

SDカードにはデータを保存できる記憶容量というのが決まっています。

 

通常「~GB(ギガバイト)」という表記がされており、この数字の大きさによって、保存できるデータの容量も大きくなっていきます。

 

SDカードは容量の大きさによってSDカード、SDHCカード、SDXCカードの3種類があり、それぞれ、以下の容量で区分されています。

 

SDカード:~2GB

SDHCカード:4GB~32GB

SDXCカード:64GB~

 

もし4K動画などを撮影しようとなると、すぐにデータ容量がいっぱいになりますので、この容量に関しては、特に注意が必要です。

各ドローンの性能によって若干異なりますが、参考までに、各メモリーカードの記憶容量における撮影時間の目安を記載しておきます。

 

【メモリーカード選びの容量目安】

  16GB 32GB 64GB 128GB

静止画

(7MB、約1600万画素)

約2,000枚 約4,000枚 約8,000枚 約16,000枚

4K動画

(3840×2160@25fps)

約28分 約56分 約1時間52分 約3時間44分

フルHD動画

(1920×1080@24fps)

約40分 約1時間20分 約2時間40分 約50時間20分

 

■次に見るべきポイントは動画の性能を決める「スピードクラス」

 

ドローンで動画撮影を行う際、次に見るべきポイントは「スピードクラス」です。

 

「スピードクラス」とは動画録画における性能の指標となっており、データを保存する際の「最低転送速度」を表しています。

 

動画撮影時には、常に撮影した動画データをSDカード内に保存する必要があるため、この最低転送速度が一定数以上なければ、保存することができません

 

ドローンの空撮においても、フルHDで撮るのか、それとも4K動画で撮るのか、状況に合わせて必要なスピードクラスを選ぶようにしましょう。

 

オススメは

 

フルHD動画:「CLASS 10以上」、「UHS class 1」、「V10」

4K動画:「UHS class 3」、「V30」

 

のいずれかの表記があるものです。表にすると以下のようになります。

 

【おすすめのスピードクラス早見表】

  スピードクラス UHDスピードクラス ビデオスピードクラス 最低転送速度
8K動画 V90 90MB/秒以上
4K/8K動画 V60 60MB/秒以上
4K動画 3 V30 30MB/秒以上
フルHD動画  10 1 V10 10MB/秒以上

 

~スピードクラスの規格とは?~

 

 

 

スピードクラスには3つの種類があり、それぞれSDカードへの最低転送速度によって変わります。

 

①スピードクラス

 

SDカード表面上に「4」や「10」といった数字が記載されているのがスピードクラスです。

「4」と記載のあるSDカードであれば、最低転送速度が「4MB/秒」、「10」と記載のあるSDカードであれば、最低転送速度が「10MB/秒」という意味で、つまり最低でも1秒間に4MB分のデータを転送することができるということになります。

 

 

②UHSスピードクラス

 

「UHS」とは、Ultra High Speedの略で大容量化・高速化のニーズに対応するデータ転送速度の新規格です。

①スピードクラスよりも転送速度が速くなり、UHS対応機器であればこの規格を使用することができます。

 

「UHS1」と「UHS3」では、それぞれ「10MB/秒」「30MB/秒」の最低転送速度を実現するため、フルDH〜4K撮影に対応することができます。

 

 

③ビデオスピードクラス

 

ビデオスピードクラスは次世代の規格として注目されており、UHSスピードクラスよりも速く、8K撮影など高解像度映像記録が可能です。

 

ビデオスピードクラス「V30」「V60」「V90」ではそれぞれ「30MB/秒」「60MB/秒」「90MB/秒」の最低転送速度を実現し、4K〜8K撮影に対応することができます。

 

・ドローンで写真の連写をしたいなら「書き込み速度」をチェック

 

SDカードには「最低転送速度」の他にも、「書き込み速度」というものも表記されています。

 

この「書込み速度」が速い場合、写真撮影時に力を発揮し、次々とシャッターを切るような、切れ目のない連続撮影が可能になります。

 

そのため、もし写真撮影などで「連写モード」などを使用したい時には、この「書き込み速度」もチェックするようにしてください。

 

一般的なSDカードでは書き込み速度が「40MB/秒」「60MB/秒」のものが多い傾向です。

 

 

~「読み取り速度」は何に影響する!?~

 

またSDカードの表記には「読み取り速度」の記載も存在します。

 

「読み取り速度」とは、パソコンなどへのデータ転送の速度を表しています。

 

そのため、撮影したデータをパソコンなどに素早く転送したい場合には、この「読み取り速度」が早い方が良いのです。

4K撮影したデータなどは、どうしても転送に時間がかかりがちなので、読み取り速度が速いものを選ぶとよいでしょう。

 

・あると安心「耐久性」

 

その他、気にした方がよいポイントとしては、SDカードの「耐久性」が挙げられます。

 

ドローンは屋外で飛行させるケースが多いので、急な天候の変化や、砂埃など、通常の使用よりも汚れやすくなっています。

 

現在、SDカードには、耐久性を高めるものとして、防水性、耐温性、耐衝撃、耐X線、耐振動、耐磁性など、さまざまな耐久性を持った商品が発売されていますので、可能であれば、耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。

 

 

■用途別!ドローン空撮におすすめなマイクロSDカード

 

では、続いて、用途別にオススメするSDカードを紹介します。

 

・趣味用途のオススメSDカード

 

最近のドローンでは基本的な性能に4K動画を対応しているものが多くなってきました。

そのため、いざ4K撮影したい、という時でも対応できるように4K撮影に合ったSDカードを用意しておくと安心です。

そこでオススメなのが、東芝のSDカード。値段も安く、UHS-3に対応しているため、4K動画でも問題なく撮影することができます。

 

【Amazon】東芝 Toshiba 超高速U3 4K対応 microSDHC 32GB + SD アダプター + 保管用クリアケース [バルク品] [並行輸入品]

http://amzn.asia/aKPSt8b

 

保管用のクリアケースやSDアダプターなども付いており、コストパフォーマンスが抜群ですね。

 

 

・仕事用途のオススメSDカード

 

次に、仕事用途でオススメのSDカードは「サンディスク」のものです。

DJIの推奨SDカードにもラインナップしており、安定性は抜群。

ドローンだけではなく、プロのカメラマンも昔からサンディスクを愛用しているので信頼性が高いということが言えます。

値段が若干高くはなりますが、業務で使用するのであれば、こちらを選んでおけば問題なく使用することができるでしょう。

 

【Amazon】SanDisk サンディスク Video Speed Class対応 SDHC カード 32GB Extreme Pro UHS-I 超高速U3 V30 Class10 4K対応【 5年保証 】 [並行輸入品]

http://amzn.asia/eJcjwi6

 

もちろん、これら以外にもTranscend、Samsung、シリコンパワーなど、数多くのメーカーのSDカードでもドローンで使用することが可能です。

ぜひお求めの撮影スタイルに合わせて、SDカードを選ぶようにしてください。

 

■SDカードの買い方

 

SDカードを購入する際は、ドローンで利用することを考える必要があります。

 

ドローンで飛行させる場合には、墜落の可能性もゼロではありませんので、SDカードは容量が大きすぎるものは避け、複数枚に分けるようにしましょう。

 

例えば、32GBのSDカードなどを複数枚持っておいて、バッテリーの交換などのタイミングで一緒に交換する、などがオススメです。

 

また、SDカードは、ドローンによって相性というものがありますので、購入後は、事前にSDカードにデータが正常に保存できるかも、確認するようにしておきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。ドローンでのSDカードの選び方、オススメのSDカードなどについてご紹介していきました。

色々と種類があって迷ってしまいますが、ぜひ、お使いのドローンの用途に合ったものを選ぶようにしてくださいね。

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