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2022.10.27

ドローンの免許はどの程度の期間で取得できるのか?

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ドローンの免許はどの程度の期間で取得できるのか?

こんな悩みはありませんか?

  • ドローンの免許は何日間で取得できるの?
  • 1等ライセンスと2等ライセンスがあるけど、受講日数はどれくらい?
  • 民間資格を保有しているけど受講日数は短くなる?

本記事で紹介する、「ドローンの免許はどの程度の期間で取得できるのか?」を読むとドローンの免許は何日で取得できるのかが理解できます。

是非最後までご覧ください。

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ドローンの免許は何日間で取得できるのか?

最初に結論を述べますと、次のようになります。

分類 コース名 講習時間 講習日数(修了審査込) 指定試験機関での最終試験 合計
初学者 1等ライセンス 68時間 9~13日 1日 10~14日
1等ライセンス(目視内) 7時間 1~2日    
1等ライセンス(昼間飛行) 1時間 1日    
1等ライセンス(25kg未満) 2時間 1日    
1等ライセンス(すべて) 78時間 11~15日 1日 12~16日
2等ライセンス 20時間 3~4日 1日 4~5日
2等ライセンス(目視内) 2時間 1日    
2等ライセンス(昼間飛行) 1時間 1日    
2等ライセンス(25kg未満) 2時間 1日    
2等ライセンス(すべて) 25時間  4~6日 1日 5~7日
経験者 1等ライセンス 19時間 3~4日  1日 4~5日
1等ライセンス(目視内) 5時間 1日     
1等ライセンス(昼間飛行) 1時間 1日     
1等ライセンス(25kg未満) 1時間 1日     
1等ライセンス(すべて) 26時間 4~5日  1日 5~6日
2等ライセンス 6時間 1~2日  1日 2~3日
2等ライセンス(目視内) 1時間 1日     
2等ライセンス(昼間飛行) 1時間 1日     
2等ライセンス(25kg未満) 1時間 1日     
2等ライセンス(すべて) 9時間 2~3日  1日 3~4日

上記の講習時間は国交省が指定した最低講習時間です。

その講習の修了審査の受験資格を得られる必要最低限の講習時間のため、受講する登録講習機関によって講習時間には差があります。

講習日数はあくまで現時点での推定値です。詳しくは各登録講習機関にお問い合わせください。

講習日数も受講する登録講習機関によって差があることが考えられます。

また初学者と経験者で大きく講習時間が異なっています。

これは従来のドローンの民間資格を取得する際の講習と重複する部分がかなりあり、既存の資格保有者への配慮と考えてよいでしょう。

後ほど詳しく説明しますが、国交省は正式に民間資格保有者を経験者とするコメントを発表しています。

免許制度の前にドローンの民間資格の取得を目指している方はぜひ無料体験会にご参加ください。

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ここまで講習日数について解説しました。

免許制度は細かく分けられていますが、なぜこのように区分されているのでしょうか?

次からは区分と限定項目についてご紹介します。

 

ドローンの免許には2つの種類がある

まず初めにドローンの免許の種類についてご紹介します。

ドローンの免許には1等無人航空機操縦士(以下1等ライセンス)2等無人航空機操縦士(以下2等ライセンス)があります。

1等ライセンスが上位の免許で、「有人地帯の上空を補助者なしの目視外飛行」をすることができます。

これをレベル4飛行といいます。

2等ライセンスではレベル4飛行が認められないため、将来的にドローンでビジネスを展開したり、物流業務に取り組みたい方はぜひとも1等ライセンスを目指しましょう。

 

限定解除とは?

ドローンの免許制度では、限定項目という1等ライセンスや2等ライセンスを取得しただけでは認められない飛行方法があります。

限定項目には次の3つがあります。

  • 目視外飛行(目視内飛行の限定)
  • 夜間飛行(昼間飛行の限定)
  • 25kg以上の飛行(25kg未満の飛行の限定)

目視外飛行、夜間飛行、25kg以上の飛行をするには、限定解除を行う講習を受講し、最終試験に合格する必要があります。

 

すでに民間資格を所有されている方の中には、項目が少ないと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

従来のドローンの民間資格では飛行形態と呼ばれる以下の9つの項目が存在していました。

  • 人または家屋の密集している地域の上空
  • 人または物件と30mの距離が確保できない飛行
  • 進入表面等の上空の空域
  • 地表または水面から150m以上の高さの空域
  • 夜間飛行
  • 目視外飛行
  • 催し場所上空の飛行
  • 危険物輸送
  • 物件投下

飛行形態に対応した民間資格を取得することで、これらの飛行形態を行うときに国交省に提出する飛行申請の審査が簡略化されるメリットがあります。

 

これら9つの項目は航空法で規制されているため、扱い自体は従来から変更されませんが免許制度が創設されるにあたり、限定項目は3つとされました。

 

機体の限定とは?

機体についても限定があります。

2022年12月に創設される免許制度は、無人航空機を対象としており、その中にはヘリ(シングルローター)や飛行機(固定翼)、VTOLなども含まれています。

ですからドローン(マルチローター)の講習を受講し免許を取得した場合は、ドローンの飛行が認められた免許のみ取得できることになります。

 

ドローンの免許を取得した方が、ヘリを飛行させる場合は免許を保有することのメリットが受けられない形となりますのでご注意ください。

 

民間資格を保有していると受講日数は短くなる?

民間資格を保有していると、免許を取得する際の受講時間と受講日数は短くなります。

既存の民間資格保有者は、定義上、経験者に分類されます。

経験者については、国交省から正式に回答がでています。

Q:私は民間技能認証の資格保有者なのですが、こういった民間資格保有者は、一等・二等技能認証を取得する際に免除される予定はありますか?

A:技能証明制度に関しまして、HP掲載講習団体等の発行する民間技能認証を有する者については登録講習機関における講習時間の減免が可能となるような制度としております。

出典:「航空法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係告示及び通達の制定について」に関する意見募集の結果について

 

最終的な判断は、各登録講習機関に委ねるとされていますが、国交省が減免が可能と述べています。

したがって事実上、民間資格保有者は経験者と定義され、免許を取得するまでの受講日数は短くなると考えてよいでしょう。

ですから免許制度の前に民間資格の取得を目指すことは無駄ではありませんし、むしろ受講時間の節約につながると考えてよいでしょう。

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まとめ

以上、ドローンの免許は何日で取得できるのかについて解説しました。

  • 初学者
    • 1等ライセンス すべて 12~16日
    • 2等ライセンス すべて 5~7日
  • 経験者
    • 1等ライセンス すべて 5~6日
    • 2等ライセンス すべて 3~4日

免許を取得する場合は、民間資格を取得し経験者になることで受講日数が大幅に削減されることは大きなメリットといえるでしょう。

レベル4での仕事を視野にいれて免許を取得したり、これからドローンの民間資格や免許を取得しドローン業界に転職するなど、選択肢が増えたのは私達にとって非常に喜ばしいことです。

とはいえ、免許制度の概要やドローンの規制や活用用途、今後の展望などについて詳しく知りたい方もいらっしゃるかもしれません。

私達の学校では第一線で活躍しているインストラクターの現場の生の声を聞くことができる無料体験説明会を実施しています。

無料体験説明会では空撮用のドローンや講習用のドローンを操縦体験することができ、ドローンの規制や活用用途、今後の展望などについてもご紹介しています。無料で参加できますのでぜひお越しください。

 

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