こんなにある!空撮以外のドローン活用方法15選
「ドローン」と言えば、想像しやすいのが、テレビなどでもよく見る「空撮」です。
しかし、現在ではドローンの活躍分野はますます拡大を見せており、実際、ビジネスの現場では様々な活用がされています。
そこで今回は、空撮以外でも使われるドローンの活用方法15選をご紹介していきましょう!
ドローンの活用その1:太陽光発電所の点検
広大な土地に建てられることが多い太陽光発電所は、従来の方法でメンテナンス作業を行う場合、人も時間もかなり必要で、多くのコストが発生してしまいます。そこでドローンを使い、赤外線カメラなど特殊なカメラを搭載し点検を行うことで、圧倒的な作業効率を行うことが可能になります。
実際、弊社ではこの分野には数多くの実績があり、得意としている分野です。
参考記事:「MATRICE210(マトリス210)の点検事例〜Z30ズームカメラとXT赤外線カメラ〜」
ドローンの活用その2:災害救助
災害現場におけるレスキュー活動は、何よりも時間との戦いです。
仮に山で事故などが起こった場合、すぐに駆けつけるにはあまりに時間がかかりすぎます。
そこで被害状況を確認したり、遭難者の捜索において、ドローンによる空中からの映像は、何よりも時間的メリットがあります。
ここ最近、日本での災害被害が多発しているため、各自治体や消防署含め、ドローンの活用が急務な状況です。
参考記事:「ドローンのお仕事~災害調査・救助~」
ドローンの活用その3:生態調査
地球上には様々な生物が存在しますが、それらの生態調査を行うためには、人間が簡単には入れないような場所に入り込む必要があります。
そこでドローンなら、比較的小型な上、遠隔で操作ができるため、どんな場所でも侵入することが可能です。
飛行距離においても、数kmまで飛行することができるため、野生の生態調査にはぴったりです。
ドローンの活用その4:報道
事故の発生や災害、台風など、通常なら報道記者が入り込むには難しかった場所も、ドローンであれば可能です。
何かニュースになるような出来事があった場合、報道ヘリとカメラマンを用意する必要がありましたが、ドローンを使えば両方の役割を果たし、スピーディに導入することができます。
そのため、今後より速報や詳細がもとめられる報道関連において、ドローンは有効な手段になります。
ドローンの活用その5:風力発電所の点検
風の強い場所にあり、100mほどの高さがある風力発電所において、人が点検作業を行うには、かなりの重労働です。
その点、ドローンであれば最大風速10mほどでも耐えることができ、リアルタイムで映像の確認もできるため、作業の効率化を実現します。
また、最近では陸上だけではなく、海の上にある洋上風力の点検にもドローンが注目を集めています。
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ドローンの活用その6:輸送物流
Amazonのドローン配達などが有名のように、今多くの企業が、ドローンによる輸送サービスの開発を行っています。
現在では、山間部などの無人エリアでのドローン配送が実証実験されており、早期の実現が期待されています。
ただし、輸送時における物流のシステムを日本全国に拡大しようとなると、法律やルール整備などが必要です。
物流における標準的な環境が整うことで、一気に多くの企業から新しいサービスが開始されることが予想されます。
参考記事:「ドローンのお仕事~輸送・物流~」
ドローンの活用その7:インフラ点検
高度経済成長期から建てられた多くのインフラは、すでに50年以上経っているものも多く、経年劣化によるメンテナンスの必要性が取りざたされています。
しかし、日本全国すべてのインフラを見て回ることは、かなりの重労働です。
そこで、ドローンを活用することで作業を効率化することが可能となります。
特に赤外線カメラなど、非破壊検査で使われる分野は、ドローンで代用できる部分が多く、現場作業員の補助として活躍することが期待されています。
参考記事:「ドローンのお仕事~非破壊検査~」
ドローンの活用その8:広告
ドローンは広告の分野でも活用されています。使い方としては、ドローンにチラシやポスターを貼り付け、宣伝するような方法があります。
実際に海外では、レストランのチラシをドローンに貼り付け、昼食時に宣伝して飛行していた、という事例もあります。
他にもインテルなどが実演しているように、ドローンにLEDを搭載し、複数のドローンを操作することで、光のショーを演出したりなど、エンターテインメント的要素としても利用されています。
ドローンの活用その9:レースバトル
ドローン活用の中でも、コアなファンが多いのが、ドローンを使ったレースです。
ドローンから見た視覚映像を、ゴーグルを使いリアルタイムに観ることができるため、これまでゲームの中でしかできなかった本物のレースバトルができるようになります。
自分で作ったドローンで速さを競う楽しさから、世界大会なども開かれており、ドローンの趣味用途として、確固たるジャンルが確立されています。
ドローンの活用その10:測量
GPSを駆使することで、ドローンによる3Dマッピングを行うことが可能です。
予め地図ルートを設定することで自動で測位を行うことができるため、比較的導入がしやすい点もメリットとなっています。
国土交通省が推進する「i-Construction(アイ・コンストラクション)」にも対応でき、近年注目を集めている分野です。
参考記事:「驚異のセンチメートル測位!「RTK」の特徴とGPSとの違い、DJIドローンの使用方法など」
ドローンの活用その11:住宅
不動産・住宅分野では、ドローンが撮影した視覚映像(FPV)を使った遠隔地からの物件の見学に利用されています。
その他、不動産物件全体の写真や周辺の様子なども、ドローンを使うことでよりイメージがしやすい情報を届けることが可能です。
その他、住宅の外壁や屋根の点検など、メンテナンスの分野においてもドローンは利用されています。
参考記事:「ドローンのお仕事〜不動産〜」
ドローンの活用その12:農業
ドローンは、近年盛り上がりを見せる「スマート農業」分野におけるメインプレイヤーとして注目を集めています。
農薬用のタンクを積んだドローン「農薬散布ドローン」や、マルチスペクトルカメラを搭載した「精密農業ドローン」など、用途は様々。
農業従事者の高齢化や、人口の減少が進む中、農作業の負担を減らし、作業を効率化させるツールとして期待されています。
参考記事:「ドローンのお仕事~農業~」/「ドローンのお仕事~農薬散布~」/「ドローンのお仕事〜精密農業〜」/「【※最新情報】ドローンの農薬散布における市場動向について」
ドローンの活用その13:スポーツ
スポーツの分野でも、ドローンの活用が始まってきています。
代表的なところでは、アメフトチームが実施している練習時での上空からのフォーメーション確認などが有名です。
他にもテニスなどでは、ドローンを使い様々な角度から選手を撮影し、スイングフォームなどの確認に利用されています。
ドローンの活用その14:セキュリティ
セキュリティなどの分野においてもドローンは活用可能です。
ドローンに予めプログラムを組んでおき、指定した時間になるとドローンが予め設定されたルートを自動飛行し、監視を行います。
赤外線カメラを搭載することで、夜間での人の侵入などを監視することもでき、海外では国境警備などにも利用されています。
ドローンの活用その15:医療
交通事故が発生し、負傷者が出た場合、いかに早く救急救命や心肺蘇生を行えるかが生死を分けます。
そのような一刻を争う状況の中、AEDを積んだドローンが現場へ駆けつけることで、人力よりも早く運ぶことができ、命を助ける可能性を大幅に高めてくれます。
他にも千葉県千葉市などでは、国家戦略特区の一環として、薬などの医療品を積んだドローンが、各薬局に配達を行う実証実験を行っています。
いかがでしたでしょうか。
空撮以外で利用されているドローンの活用方法15選をご紹介してきました。
今回ご紹介した活用方法は、ほんの一部でしかなく、まだまだ用途は広がっています。
今後もドローンの活用方法は、アイデア次第で、私たちが見たことがないような便利で新しいサービスが誕生していきそうです。
ぜひあなたも、ドローンで様々な活用にチャレンジしてみてくださいね。
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